いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/04/08 (木) スペースキーの歪みを修正/デスクマット

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夜型人間になってきたな。4時になろうとしている。
 
布団の中で本を読んでいたらそのまま寝てしまったらしい。
起き抜けから肩が凝っている。ツボ押しで誤魔化す。
 
今日は何となく調子が良さそうだと始めた配達業務。終わってみればクタクタ。両脚に鉛が括り付けられているよう。夜もやろうかと思っていたけど、ムリかもな。
 
先日届いたカニカルキーボード用キーキャップ「Pitta Studio DSA Bluebird」の6.25Uスペースキーが反っている件を購入元に問い合わせたところ、解決策を提示してもらった。
熱湯に浸して曲げるだけである。
適当な容器にお湯を入れ、キーキャップを30秒ほど浸け置く。その後、キーキャップを取り出してすぐに机の上に置き、歪んでいる部分を矯正するように上から指で押し付ける。そのまま30秒くらい。

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上記の工程を二回繰り返したところ、ほぼ平らになった。

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実は熱を加えて柔らかくする方法は考えついてはいたけど、PBTの融点がお湯の温度よりかなり高いので、火で炙りでもしないかぎり難しいだろうと思っていた。
ただ、ここは物理的性質の融点ではなくて、熱的性質の熱変形温度を確認しなければならなかった。PBTはほかのプラスチックと比べて融点が高めだけど、耐熱温度は60から140度、熱変形温度は50から85度とある。意外と低いらしい。

www.toishi.info

「融け出す温度が高いのなら耐熱温度も高いのだろう」という早合点だった。
 
これでようやく、キーキャップを本来組み合わせたかった色合いにすることができた。このまま最下部の行に差し色がないと締まらないままだったから、早急に解決できてよかった。

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次いで、半月ほど前に注文していたオーダー品のデスクマットが到着。

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ジーンズのように藍染された木材の板目をプリントしてもらった。
原版の写真よりもシャープネスはやや低下するけど、発色が良く十分美しい。木材の油脂による染めムラや打痕もそのまま表現されているので、マット自体が汚れたとしてもそれほど目立たないだろう。グッドクオリティ。

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そこまで値が張らないし、数種類制作して気分に合わせて敷き替えてもいいかもしれない。
 
日中はそうでもなかったけれど、陽が落ちたら冷えてきた。
 
夕食は山菜弁当と納豆、味噌汁。
お味噌汁は久々に作ったな。
 
読書。寒いから、今晩も布団の中。
 

2021/04/07 (水) IKEAでテーブルを買う

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便利グッズの使用感をまとめた。

morning-sneeze.hatenablog.com

 
3時。なんだかギラギラして寝たくない。
それでも眠らなきゃ。
 
引っ越しの日が迫っている。
新居には今使用しているパソコンデスク代わりの6人掛けダイニングテーブルが置けない。設置できるスペースの制約のためだ。よって、長年使用してきたテーブルは廃棄し、やや小さめのものを用意しなくてはならない。
 
我が家のパソコンデスクには、42.5インチ液晶モニター、マルチメディアアンプ、そしてステレオスピーカーが鎮座する。この"三種の神器"はインドア生活に欠かせない。
それらが幅210cm、奥行90cmの広大な天板のうち、壁面から大体30cmほどを占有する。そうなると一般的な奥行60cmのデスクでは作業スペースが無いうえにモニターと顔の距離が近すぎる。あえてダイニングテーブルを置いているのは、奥行70cm以上ある既製品のワークデスクが少ないからだ。
 
新しい机についても、幅が小さくなれど奥行は同等のものを確保する必要がある。調べてみると、やっぱりまたダイニングテーブルから選ぶことになりそう。とはいえ、横幅が150cmを超えるものは置けない。それを念頭に置いて製品を探す。
通販で購入すると楽だけど、質感と使い勝手を確認したいので実物を見てみたい。今の机はたしか随分前にニトリで購入したもの。今回も行ってみることにした。
そこでめぼしいものが無ければ、IKEAに行ってみよう。新横浜まで出ればシャトルバスが出ている。
 
はるばる新横浜駅までやってきた。ここだとニトリの大型店舗とIKEAシャトルバス乗り場双方にアクセスしやすい。
 
横浜駅からバスで一区間。開店直前のニトリに到着。
探してみると、天板と脚をある程度自由に選択して組み合わせるタイプのテーブルを見つける。

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幅140cmの天板とT字型の脚2本を組み合わせれば1万円少々で購入できる。これでいいんじゃないかと思ったけど、メニューをよく見たら奥行が59cmしかない。断念。
 
ダイニングテーブルを物色。幅150cm、奥行80cmのものが見つかる。でも税込3万円か。

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テーブルに3万円。大型家具だし、たしかにそのくらいの金額は支払う必要あるけど、いざとなったらポンと出せないものだな。ああ、3万円あったら何ができる? いっそDIYすればいいんじゃないか?

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それと、比較的長方形に近い天板で扱いやすそうだけど、裏面の四方に幕板がある。これが邪魔をして、長年使っている肘掛け付きのリクライニングチェアを天板の下に仕舞うことができないし、腰掛ける際に膝を強打することもあるので、良い印象がない。
 
この場はとりあえず保留。IKEAに行ってみることにする。
 
横浜駅前からシャトルバスでIKEA港北に向かう。最後に訪れたのは4年ほど前か。バスは相変わらず混雑している。
週のド真ん中の真昼間であるにもかかわらず、場内には若いカップルさんや小さな子供を連れた家族御一行さんが多い。ここはいつ来てもそうなんだよな。
面白いのは、これから登山に向かうかのようなスポーティーな恰好をしたお年寄り数名のグループを結構見かけること。ちょっと不思議だったけど、考えてみれば広大な場内を歩き回ることになるからハイキングみたいなものか。
やっぱりアミューズメントパークなんだな。IKEAって。
 
コーディネートされたインテリアたちがまぶしい。

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昔、こういう部屋に憧れたこともあったな。身分的にも性格的にも、自分には分不相応であることに気付いていなかった。今はそれよりも、木製の小物入れや密閉容器などの小物類のほうに惹かれる。

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2万円でお釣りがくる安いダイニングテーブルを発見。「LISABO」というらしい。

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www.ikea.com

天板はプリント合板かと思ったら、一応アッシュ材の突き板らしい。でもさすがに細部の質感がチープ。これを「手作り感」と表現しているパンフレット。IKEA、スゴイな。
とはいえ安価であるのは間違いない。意匠もシンプルで良い。奥行がもう少し欲しかったけど、もうこれでいいんじゃないか? 商品番号を控えておく。
アッシュ材は経年変化で黄ばんでくるので、それが目立たないようカラーをブラックにしたかったのだけどちょうど売り切れ。仕方がない。

www.ikea.com

 

グネグネ曲がりながらセルフサービスエリアまで進む。

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ここまで来てようやく気付いた。IKEAで大型家具を買うのって今回が初めてだ。
とりあえずやってみよう。
 
該当の棚から製品を引っ張り出してカートに乗せる。重量20kg以上あるので乗せるまで苦労する。

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そして梱包が思いのほか巨大でカートに収まりきらない。バランスを整え、荷台から大きくはみ出した状態で慎重にカートを押す。大型のカートではあるので、乗せてしまえばそこまで重く感じない。
ただ、レジまで運ぶのはなんだか気恥ずかしい。ここまで大型の製品を一人で運ぶ人、周りにいないんだよな。でもこれは間違いではない、こういうシステムなのだからと自分に言い聞かせる。
 
レジを通す前に配送を依頼する手続きを先にするものだと思ってレジの手前でウロウロするも、それらしきスペースが見当たらず。
パンフレットによると、どうやら製品購入後にカートに乗せたまま配送センターへ向かう順序らしい。なるほど。

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レジと配送センターが混雑していて時間が押し、すべて終えたころには14時を過ぎていた。IKEA内のレストランで昼食を済ませるのもいいけど、お腹が空いていなかったので新横浜まで戻ることにする。
 
適当に昼食を済ませて新横浜駅で帰りのバスを待つ間、キュービックプラザ内のLOFTで時間を潰す。そこで変な形状のコーヒードリッパーを見つけたので購入。

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帰宅。歩き疲れた。数年前までは一万歩程度なら平気だったのにな。
夜までに気力が回復すれば配達業務をしようかと思っていたけど、まったく動けず。今日はこのまま回復に充てよう。
 

2021/04/06 (火) なぜデジタル政府は失敗し続けるのか/Mi WatchのGPSを試す

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だからソーシャルゲームは続かないんだよな。金銭感覚についていけない。いくら無料でできるからといっても、そのうち欲しいものに大金を注ぎ込まなければ楽しめないゲームになってしまって。
お金持ち向けなのだ。可処分所得が雀の涙である貧乏人の自分はプレイしてはいけないゲームだ。
 
気温が低い。寒いと脳は働くけど、身体が動かなくなる。
 
便利グッズを衝動買いしたので、それに関する記事の原稿でも書いていることにしよう。
 
ウーバーからメールが届いた。
先月あたりから関西方面の一部地域で実験的に施行されていたウーバーイーツ配達の新料金体系が、来週からついに関東でも適用されるらしい。ドライバーアプリのアップデートも来ている。
この新しい料金体系は大幅な改悪だという話で、今は消えているけどyahooニュースにも取り上げられていた。とりあえず週明けに少し配達してみてどんなものか様子を見よう。
ウーバーに限った話ではないけど、どう転んでもこの先送迎報酬は下がり続けて上がることはないのだろうな。早く配達業から身を引きたい。
 
昼間は何をしていたか記憶にない。コーヒーを淹れたのは覚えている。
 
「なぜデジタル政府は失敗し続けるのか 消えた年金からコロナ対策まで」を読み終える。
内容としては、業務をデジタル化しようとしたけど次第に訳が分からなくなって時間と税金を無駄に消費した、という話が列挙されている。そして、じゃあどうするか、となったとき、毎度「デジタルに強いヤツを連れてこよう」とか「バラバラだからいけない。みんな一緒の仕組みにしよう」とか「コンピューターに強いヤツを育てよう」とか、それっぽいお題目とそれっぽい役職や予算を設けてまた数年かけて繰り返す。この本によれば、日本は過去20年の間どうやらそんなことばかりしてきたらしい。
悲愴感漂う物語たち。そして、それらがすべて真実だとしても何ら不思議でないところがまた悲しい。
 
「デジタル化」とか「ペーパーレス」とか「業務の刷新」などの言葉を耳にしていつも思うのは、
「紙でできる仕事なら紙でいいんじゃないの?」
ということだ。
紙なら、みんなできる。煩雑なパソコンの操作方法を覚えなくていいし、機器の保守委託にお金をかけなくていい。ただ白い紙面に何か意味を持つ形状のインクの染みを作るだけでいい。紙に書けば済むことをわざわざコンピューターに打ち込ませる手間が無い。それでいいじゃないか。と。
デジタルなんていう新しい技術、誰もが精通しているわけではない。学校の黒板を板書しながらパソコンやプログラムに興味を持ち、かつそれを成人するまで続けられる環境とモチベーションを持ち合わせる人間なんて、ほんの一握りなのは分かりきっていることじゃないか。そこからさらに、独自に培った技術を己の仕事に生かせる幸せな人間となれば、いったいどれほどいらっしゃるんだい? と。
 
紙ベースの仕事をデジタル化しようとするから失敗するのだ。
「デジタル時代に見合った改革」として大々的にやるのなら、技術先行、デジタル先行、アナログ撤廃で新しく一から業務内容を組み立てなければならない。今までの業務がすべて「紙前提」で行われてきたのだから、その前提を覆えそうとするのなら内容を見直すのは当然のことだ。ただそこで、今のお仕事が大変である根本の原因が「紙だから」とか「古いシステムだから」であるなら、たぶんもうしばらくは同じような失態が続くんじゃないだろうか。
 
そして、ここまで挙げてきたことは、お役人になるような方なら大抵は承知しているはずなのだ。2021年9月に内閣に「デジタル庁」なるものが創設される。総理大臣肝煎りらしい。数千億規模の予算が組まれている。
そこまでしても成功する気が全然しないのは、本書にもある通り「信頼されていない」からだろうな。
 
夜。配達業務をする。
寒いからだろうか、注文がコンスタントに入る。
 
先日購入したXiaomiのスマートウォッチ「Mi Watch」のGPSを試してみる。

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以前使用していた「Mi Smart Band 4」との比較となる。
GPSの精度はそこそこ。大体あっているけど、ときどき大通りの車道を逆走していたりする。大きく外れることは今のところ無い。今まではトラッキングスマホ側だったから、その違いもあるのかもしれない。
詳細なデータのほうもおかしなところは無さそう。ただ、速度と心拍数はBand 4より数値がやや高めに記録されている。正確な測定をしたいわけではないので、これで特段問題はない。

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バッテリーの消費は、3時間ほど連続で稼働したところで20%減っていた。優秀である。
1万数千円でこのパフォーマンスなら上出来ではないだろうか。引き続き使用していく。
 
明日は引っ越し先に設ける家具を探しに出掛けなければならないかもしれない。
 

2021/04/05 (月) DSAキーキャップと Tangerine V2 スイッチ

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昨日の夕食が遅かったので、胃の内容物の消化がある程度進むまで読書をしていることにする。
 
朝。今日は晴れる予報だけど、分厚い雲が空を覆っている。
しばらくしたら雨が降りだした。
 
注文していたメカニカルキーボード用キーキャップが届く。これでキーボードのカスタムに手を入れられるようになった。今日はこれを弄っていることにする。
 
まずは届いたキーキャップを開封してみる。
注文していたのは「Pitta Studio DSA Bluebird Keycaps Set」。

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DSAプロファイル。これは今まで愛用してきたXDAプロファイルよりも身長が1mmほど低い。

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上:XDA 下:DSA
もともと低身長のカスタムキーボード「MelGeek Z70 Ultra」にうってつけだと思い購入。

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装着してみると、最上段のキートップで32mm。ここが現状容易に入手できるパーツにおける天端の最低点である気がしている。これ以上はロープロファイルのキースイッチやケースの自作に手を付けなければならない。キースイッチ交換はともかく、ケース自作まではしたくないんだよな。
 
カッチリとした化粧箱の中に3段重ねで収まっている。豪勢だな。

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基本はクラシカルなクリームとペールカーキのツートンカラー。それに一部のキーにシアン版が用意されていて、これが差し色となる。

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この青い色のキーは、写真撮影では上手く色を乗せられなかった。ティファニーブルーのような淡く澄んだ色に見えるけど、実物はかなり彩度が高くあまり上品とはいえない。写真の色合いが好みだったんだけどな。
 
ブルーのキーキャップはESC、Enter、そしてスペースキーに使用するつもりでいたけど、6.25Uの細長いものだけかなり反っていた。

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この歪んだキーキャップを付けるとスタビライザーが上手く動作せずカチャカチャと音がする。
PBT製なので人力で矯正しようとしてもビクともしない。そこで、重いものを上にのせて潰すように圧をかけてしばらく放置してみる。望み薄だけど。
デザイン面でスペースキーはブルーのキーキャップにしたかったけど、残念ながらデフォルトのクリーム色のものを取り付けることとする。
そのほか、成型時のバリが残っていたりもする。残念ながら値が張る割には品質がイマイチの製品のようだ。
 
あとは、キースイッチを交換する。以前購入していた「C³Equalz x TKC Tangerine V2 Light Green」。

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C³Equalz X TKC Tangerine Switchesthekey.company

ステムの動作の軽妙さに定評がある、年中品薄のキースイッチ。噂に違わず「ヌルリ」という触覚である。そこにいつもの通り潤滑化を施す。
Tangerineはスプリングが67gと62gを選択できる。今回は軽いほうであるLight Green軸を選択した。しかし自分の場合はそれでも重いので、スプリングをさらに軽いものに交換する。
用意したのは「MX 45S Slow Extreme」。

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キーキャップとともに購入していた。以前入手した55Sは使用してみると思いのほか重く感じたので、今回はさらに一段軽いものを選択した。
 
そこにフィルムを挟んでZ70に乗せる。Tangerineの鮮やかなオレンジ色に合わせて「KBDfans RED SWITCH FILMS」を選択。赤いフィルムである。

KBDfans RED SWITCH FILMSshop.yushakobo.jp

ただ、Tangerineのハウジングは上下がかなり綿密に接触していて、フィルムを挟める余裕がほぼ無い。今回用意した厚さ0.15mmのフィルムでさえハウジングを閉じる際にかなりの圧力を要した。基本的にどのキースイッチもハウジングを開けた際は緩み防止のためにフィルムを挟むようにしているけど、本来は不要なのだろう。
 
潤滑はスプリングを「Krytox 105」、そのほかを「205 G0」で行う。

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今回はマイクロアプリケーターではなく塗装用の筆で行った。
筆は205 G0を薄く塗ることが難しいけれど、平筆であれば広い面積を効率よく塗布できるので時間短縮のためこちらを選択。結果、2時間半ほどで完了。初めて行ったときから作業時間が半分以下に圧縮できた。面倒なことに変わりはないけれど。

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さて、スロースプリングの45Sの使用感は「やっぱり重いな」であった。さすがに55Sほどではない。それでも、いわゆる「黄軸」あたりの重量感はある。ただ、これは今まで使用してきたのが超軽量級である底打ち35gのキースイッチだったので、余計に重く感じるのもあるだろう。

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また、キーキャップが軽量のDSAプロファイルであるのも影響している。スプリングの動作が指先に素直に伝わりやすい。これがOEMやSAあたりであれば、触覚がまったく異なることも予想できる。
 
この状態でしばらく使っていくこととする。
背がさらに低くなったので、手首を机上に付けながら大体のキーに触れることができるようになった。腕への負担軽減になることを期待している。

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昨日と今日、パソコンで作業し続けていたからか頭がモヤモヤする。明日はサイクリングしよう。
 

2021/04/04 (日) Xiaomi Mi Watch を使ってみる

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昨晩お酒を嗜んだので、いつも飲んでいる白湯が一段と身に沁みる。
 
8時間睡眠。でもまだ眠れる。
 
食欲は下がったまま。今日も朝食はパンひとつでいいや。
 
今日もカラスたちは元気だな。
 
白湯を飲む。
 
今日はもう何もしないことにした。
 
数日ぶりにコーヒーを淹れる。
エチオピア/ウレインチニーチャ。フルシティロースト。
ウレインチニーチャ集落のコーヒーは以前購入した記憶があるけど、記録にはない。勘違いかも。
小振りの豆。豆の状態からベリー「臭」ともいえる濃厚な香り。本当にコーヒーなのか?
淹れたお味は、華やかなバランス系。桃の甘さ、レモンとブドウの酸味、鼻の抜けた感じがジャスミンティー風味なのはハロ・バンディあたりに似ている。ただ、こちらのほうが風味自体がはっきりしていて若干スパイシー。苦みもしっかり感じ取れるのはフルシティローストだからかもしれない。
冷めるとチョコレートのようなまろやかな味に変化。いつまでも美味しくいただけるコーヒーである。良い。
 
先日発注していた「Xiaomi Mi Watch」が到着した。早速弄ってみる。

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去年からXiaomiのスマートバンド「Xiaomi Mi Band 4」を常時装備した状態で1年ほど過ごしてきた。

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機能には満足していたものの、バンド特有の縦長の文字盤であるが故に視認性が悪く、サイクリング中にチラっと時刻を確認したいときに不便であった。
かといって、元々リストバンド的なものを身に着けるのが苦手で、一般的な腕時計ほどの大きさとなると一日中付けているのが煩わしくなってしまう。だからスマートウォッチなど以ての外だと思っていた。
しかし、Mi Bandはほとんどストレスなく付け続けていられた。その実績と、「リップスティック程度の重さ」と謳われたMi Watchであれば、さすがにMi Bandまでとはいかないだろうけど違和感無く装着できるのではないか。そんなことをずっと考えていた。
しかし、日本国内で購入前に実物に触れるのは現在困難。購入は賭けみたいなものだ。それでもスペックを信じて手に入れることにしたのだった。
 
Mi Watchは、ケースが四角くてより安価なエントリーモデル「Mi Watch Lite」もある。こちらは現在Amazon.co.jpでも入手できるし何よりとんでもなく安いので、自分のようなスマートウォッチ初心者ならまずはこちらを選択するべきだろう。 だけど、円形のケースが好みだったことと、連続稼働時間が随分長く煩わしい充電を減らせることを期待してこちらにした。ウォッチフェイスをアナログ時計風の文字盤にすることを想定していたので、それならば円形のほうがカッコいい。そんな判断もあった。
 
第一印象は、「デカい」。そして「軽すぎる」。

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左:Mi Watch 右:Mi Band
ケースの直径は45mm程度。今まで使用してきたMi Band 4と比較するまでもなく巨大。このスケール故に、購入をしばらく躊躇していたのだ。
ところが、持ってみると妙なほど軽い。本当に中身が入っているのか疑わしくなるほど軽い。ケースが金属製でないからというのもあるけど、それを加味しても軽すぎる。
Mi Bandの代わりにしばらく付けているけど、違和感皆無。躊躇は杞憂だった。
 
iPhoneと連携してみる。ウォッチ側とスマホ側のナビゲーションに従ってBluetoothでペアリングするだけだけど、その際に躓いた。スマホがウォッチをいつまで経っても認識しないのである。

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ここで止まる。
これはiPhoneのアプリ「Xiaomi Wear」の設定を弄ったところ解決した。アプリのデフォルトでは、設定画面で「地域」が「中国」になっていた。それを「日本」に変更する。これでペアリングができるようになった。

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理解できるけど、わかりづらい。
ペアリング後、時計側のファームウェアのアップデートが走り始める。そこでもなぜか一度失敗して再起動したものの、完了後は特に不具合なく動作しているようだ。

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終わるまで10分くらいかかった。
装着。

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デフォルトのフェイス。
ディスプレイは1.39インチのAMOLED。くっきりしていてとてもキレイ。タッチスクリーンのメニューの変遷も特段スムーズとはいかないものの指にそこそこ追随してくれる。
動画を作ってみた。

youtu.be

映像のとおり、「手首を上げて点灯」機能の高感度設定が上手く機能していない。標準設定のほうがむしろ感度が良い。これは今後ファームウェアのバージョンアップで修正されるだろうか。
 
ウォッチフェイスのデザインが豊富に用意されている。シンプルなものからラグジュアリーなもの、デジタル表示も当然ある。

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これからさらに増えていくようだ。
時計として使いたいので、とりあえずシンプルなアナログ時計風の文字盤に設定しておく。

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左の古めかしい白地のLCD風も面白い。
GPSまで搭載されている。どの程度の物なのかは、後日屋外サイクリングで試用してみることとする。

それにしても、動画の作成は相当な手間がかかるな。久々に動画編集ソフトに触れたというのもあるけど、文章で表現できることをわざわざ動画化するのは、作っていくうちにだんだん虚しくなってくる。
 
夜。予報よりだいぶ遅れたけど、しっかりとした雨が降りだした。