いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/03/18 (木) AlpacaをLubeる

f:id:morning-sneeze:20210318224624j:plain

起きるにはちょっと早すぎた。久々に二度寝
 
頭痛はほとんどないけど、とにかく眩暈が酷い。座っているとくるくる回る。動くには危険か?
昨日結局シャワーを浴びずに寝てしまったため花粉が残っているのか、くしゃみも止まらない。
 
昼近くになっても眩暈は治まらず。立ち上がると目の前がホワイトアウトする。
今日も昼間の仕事は控えて、夜まで様子見とする。
 
となると、部屋内でやることはひとつ。昨晩疲労で作業を断念したキースイッチの潤滑化に取り掛かることにする。
 
昼時になっても体調は戻らず。
 
午後、「Lube」を開始。
対象のキースイッチは昨日購入した「Alpaca」。

f:id:morning-sneeze:20210318224948j:plain

morning-sneeze.hatenablog.com
使用する潤滑剤は「Krytox GPL 205 G0」。

以前は「GPL 105」との混合を使用していたけど、作り置きしていた分が自然と分離を始めていたのを確認し、205単独とした。スプリングは定番の105で。

挟むフィルムはHTV+PCのダブルレイヤー。AliExpressで入手した「Kelowna」ブランド。

Alpacaの底打ち62gスプリングは自分には若干重いので、キースイッチと併せて購入した「MX 55S Slow Extreme」をキースイッチ分解時に換装する。

f:id:morning-sneeze:20210318224834j:plain

キースイッチの潤滑化は一度経験しているから要領はわかっているけれど、それなりの数となるとやっぱり時間がかかる。同じように塗ったとしても、一定確率でスプリングノイズを発するキースイッチができてしまうのだ。そのため一度ハウジングを閉じたらキースイッチの動作、特に音を入念に聴き、ノイズが確認されたら再度分解、発生源を追求し処置を施したらハウジングを閉じて動作を再確認。とにかく手間。これを繰り返していると時間がズンズン溶けていく。

f:id:morning-sneeze:20210318225030j:plain

何をしても改善せず、「ハズレ」として処理したキースイッチが一つあったりもした。
結局、すべての処置にトータルで5時間以上かかってしまった。
 
その代わり、最近購入した「MelGeek Z70 Ultra」に取り付けた完成形の打感は良好。カスタムキーボードで特に拘りのある打鍵音は、かなり改善された。デスクマットを敷かなくても柔らかく深い音を奏でて心地よい。狙い通りの音となったのである。

f:id:morning-sneeze:20210318225130j:plain

特に6.25Uのスペースキーが良い。跳ね返り時において大きなキーキャップから発する振動音がほぼ無く、静かで素直な打音になった。
ただ、Alpacaスイッチは元々パフォーマンスが高いのか、工場出荷時と潤滑化後の特性に大きな変化は感じない。スプリングのオイル塗布だけで十分なのかもしれない。

f:id:morning-sneeze:20210318225320j:plain

それと、今回あえて換装したスプリングも改善の余地あり。Slow Extremeの特性を加味しても、キーの押下が想像していたより重たく感じる。一段軽い「45S」のほうが理想的なのだろうけど、手に入らないんだよな。
 

f:id:morning-sneeze:20210318225339j:plain

またしばらくはZ70のお世話になりそうだ。
 
引っ越し先がほぼ確実に決定した。これからしばらく慌ただしくなりそう。早く体調が戻ってくれるといいのだけど。