初競馬に10,000円突っ込むの、明らかに危険なんだけど、ウマ娘換算だと「ん? ジュエル5000個やろ? 10連3回回したら終わりやで」になるので、ホモ・サピエンスの金銭感覚は雑
— 蝉川夏哉 (@osaka_seventeen) 2021年4月4日
だからソーシャルゲームは続かないんだよな。金銭感覚についていけない。いくら無料でできるからといっても、そのうち欲しいものに大金を注ぎ込まなければ楽しめないゲームになってしまって。
お金持ち向けなのだ。可処分所得が雀の涙である貧乏人の自分はプレイしてはいけないゲームだ。
気温が低い。寒いと脳は働くけど、身体が動かなくなる。
便利グッズを衝動買いしたので、それに関する記事の原稿でも書いていることにしよう。
ウーバーからメールが届いた。
先月あたりから関西方面の一部地域で実験的に施行されていたウーバーイーツ配達の新料金体系が、来週からついに関東でも適用されるらしい。ドライバーアプリのアップデートも来ている。
この新しい料金体系は大幅な改悪だという話で、今は消えているけどyahooニュースにも取り上げられていた。とりあえず週明けに少し配達してみてどんなものか様子を見よう。
ウーバーに限った話ではないけど、どう転んでもこの先送迎報酬は下がり続けて上がることはないのだろうな。早く配達業から身を引きたい。
昼間は何をしていたか記憶にない。コーヒーを淹れたのは覚えている。
「なぜデジタル政府は失敗し続けるのか 消えた年金からコロナ対策まで」を読み終える。
内容としては、業務をデジタル化しようとしたけど次第に訳が分からなくなって時間と税金を無駄に消費した、という話が列挙されている。そして、じゃあどうするか、となったとき、毎度「デジタルに強いヤツを連れてこよう」とか「バラバラだからいけない。みんな一緒の仕組みにしよう」とか「コンピューターに強いヤツを育てよう」とか、それっぽいお題目とそれっぽい役職や予算を設けてまた数年かけて繰り返す。この本によれば、日本は過去20年の間どうやらそんなことばかりしてきたらしい。
悲愴感漂う物語たち。そして、それらがすべて真実だとしても何ら不思議でないところがまた悲しい。
「デジタル化」とか「ペーパーレス」とか「業務の刷新」などの言葉を耳にしていつも思うのは、
「紙でできる仕事なら紙でいいんじゃないの?」
ということだ。
紙なら、みんなできる。煩雑なパソコンの操作方法を覚えなくていいし、機器の保守委託にお金をかけなくていい。ただ白い紙面に何か意味を持つ形状のインクの染みを作るだけでいい。紙に書けば済むことをわざわざコンピューターに打ち込ませる手間が無い。それでいいじゃないか。と。
デジタルなんていう新しい技術、誰もが精通しているわけではない。学校の黒板を板書しながらパソコンやプログラムに興味を持ち、かつそれを成人するまで続けられる環境とモチベーションを持ち合わせる人間なんて、ほんの一握りなのは分かりきっていることじゃないか。そこからさらに、独自に培った技術を己の仕事に生かせる幸せな人間となれば、いったいどれほどいらっしゃるんだい? と。
紙ベースの仕事をデジタル化しようとするから失敗するのだ。
「デジタル時代に見合った改革」として大々的にやるのなら、技術先行、デジタル先行、アナログ撤廃で新しく一から業務内容を組み立てなければならない。今までの業務がすべて「紙前提」で行われてきたのだから、その前提を覆えそうとするのなら内容を見直すのは当然のことだ。ただそこで、今のお仕事が大変である根本の原因が「紙だから」とか「古いシステムだから」であるなら、たぶんもうしばらくは同じような失態が続くんじゃないだろうか。
そして、ここまで挙げてきたことは、お役人になるような方なら大抵は承知しているはずなのだ。2021年9月に内閣に「デジタル庁」なるものが創設される。総理大臣肝煎りらしい。数千億規模の予算が組まれている。
そこまでしても成功する気が全然しないのは、本書にもある通り「信頼されていない」からだろうな。
夜。配達業務をする。
寒いからだろうか、注文がコンスタントに入る。
詳細なデータのほうもおかしなところは無さそう。ただ、速度と心拍数はBand 4より数値がやや高めに記録されている。正確な測定をしたいわけではないので、これで特段問題はない。
バッテリーの消費は、3時間ほど連続で稼働したところで20%減っていた。優秀である。
1万数千円でこのパフォーマンスなら上出来ではないだろうか。引き続き使用していく。
明日は引っ越し先に設ける家具を探しに出掛けなければならないかもしれない。