いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/12/02 (水) 4Kディスプレイ LG 43UN700T-B を使ってみる

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ドラマなんて生まれない。
それでいいんだ。

朝。喉が痛い。

小雨。それでも、ウーバー配達のインセンティブは付かない。
なんでだろう。横浜だと付かないのかな。
インセンティブなんて無くても配達員は稼働するだろう、と見られているのかな。
ウーバーイーツ、少しずつ着実に改悪が進んでいくな。基本、良くなることはないから当たり前ではあるのだけど。

夕方、「弱雨」になった。でも、やっぱり変わらずインセンティブは付かない。
雨の夜道はスリップが怖いので、なるべく走らないことにしている。今日は夜も稼働する予定だったけど、止めて明日にするか。

Amazonタイムセールで手に入れた4Kディスプレイが到着した。

morning-sneeze.hatenablog.com

42.5インチ。今まで使っていたものが32インチで、これでも大きいなと感じていたけど、今回届いたものはその二回りくらい大きい。そして重い。
脚が自重で折れないか不安になるほど細い。ボディを含めて黒一色の樹脂で覆われていておもちゃみたいな質感だけど、安物だから仕方がない。
心配していたドット抜けは、とりあえず目に見えるものは無かった。よかった。

パソコンとはHDMIケーブルで接続。今年の夏にグラフィックボードを更新し、HDMIの4K60p出力に対応済み。アンプ経由で映像出力したところ、何のトラブルもなく映った。
Windows側の設定で「ディスプレイの解像度」を3840×2160にすると、自動的に拡大が効いて150%表示になった。一応推奨値ということもあってか、長年見続けてきた既存の32インチFullHDの表示と実寸で大差ない大きさとなって、違和感はほぼ無い。
FullHDと比べて、文字、画像ともにシャープになった。実寸が同じでも、細部の表現がなされるとかなり綺麗な描画になることを実感した。意外と違うものだな。
OS側で表示を拡大できることは知っていたけど、文字が滲んだりぼやけたりするのではないかと心配していた。実際はそんなことはなく、常駐しているMacTypeも、ちゃんと正常に稼働している。
ただ、すべての文字が拡大表示に対応しているわけではないようで、比較的古いアプリケーションやメニューの文字、一部のアイコンは、アンチエイリアス丸わかりのボヤっとした感じになってしまったり、そもそも拡大されなかったりする。でもまあ、これは仕方がない。目を瞑るほかない。

ディスプレイ側でいくつか画質を調整した。
デフォルトの輝度が最高値になっており、そのままでは眩しかったので25%程度に落とした。
また、色温度が高すぎて青っぽかったので、これも変更した。画質設定「ピクチャーモード」のプリセットのうち、ゲーミングモードの「RTS」が自然な色合いだったので、こちらをチョイス。あとはデフォルトのまま。
とりあえずこれでいくつか試用してみる。

HDR対応ディスプレイということで、HDRモードも試してみた。
ところが、色のバランスが崩れるばかりか、文字が痩せてくすんでしまった。
「ピクチャーモード」はHDR使用時の専用メニューがあり、HDR未使用時とは別で設定できる。ただ、どのモードも画面に青緑色のフィルターがかかったような不自然な色合いになり、文字のくすみも直るわけではない。なんだこれ。
現状実用に耐えないので、そのままHDRはお蔵入りとなった。ただ、こうなることは事前情報から予想できていて、元々使うつもりがなかったので特段問題はない。

ゲームをする際の解像度も4Kまで引き上げることができるようになった。
ただし、高解像度で快適にプレイできるかはGPUの性能に依存する。現状のGTX1050Tiでは、いわゆるWQHD相当、2560×1440が限度だった。
手持ちの「リトルウィッチノベタ」と「聖剣伝説3」を高画質設定でプレイしたところ、3840×2160の場合はどちらもFPSが落ち、さらに映像出力の遅延も体感できるくらい顕著となってしまった。画質を落とすと多少改善するものの、傾向は変わらなかった。
ただ、これについても予想の範疇。現在のPCが6年以上前に組み上げたものであるとはいえ、4Kの解像度でFPSを60以上保とうとすれば、現行製品でさえ相応のグレードのグラフィックボードが必要となる。最低でもGPUに拘ってそちらに資金を投入しない限り、4KUHDで動きのシビアなアクションゲームをするのは無理がある。

続いて、YouTubeの2160p動画の再生。
これも、インターネットの回線品質によるところが大きく、今の貧弱な回線では1440pが快適に観られる限度。
2160pだと、頻繁にバッファが尽きてそのたびに再生が一時停止してしまう。どういうわけか調子よく再生し続けることもあるけど、たいていどこかで止まる。
そして、これに関しても現状どうにもならないので、諦める。そもそも運用として、YouTubeの映像をフルスクリーンで観ることは稀なので、WQHDの解像度でも十分ではある。

しばらく使ってみても、不満点が少なくすぐに馴染んだ。今のところ不都合はない。
不都合はないけど、4Kの解像度はオーバースペックだったかもしれない。くっきりした描写が気持ち良いのは間違いないけれど、ディスプレイ以外の設備が足を引っ張っており、性能をフルに発揮できず宝の持ち腐れの感がある。
現状の環境に合わせるなら、WQHDディスプレイがちょうどよかったのかもな。でも画面が広いWQHDディスプレイ自体ラインナップが少なくて、それなりのヤツは4Kに手が届いてしまう値段だったりするし。やっぱり4KUHDなのか。
あと、HDRの存在意義が今もなおよくわかっていない。どういう用途で使うのだろう。
あとは、耐久性がどの程度か。

結局、雨は深夜まで降り続いた。