いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/05/20 (水) 大容量バッテリー搭載スマホ「UMIDIGI POWER3」を使ってみる

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夏日が去り、せっかく気温が下がって「お。春らしい陽気」とか思っていたのに、今朝は10度ちょっとしかない。寒い。日中も15度程度。
どうしてこうも極端なのか。

ウーバー配達業務専用機として、android端末を購入する。

とにかく安くて大容量のバッテリーを積んでいるものをチョイスした。MVNOのSIMで安価に運用するつもり。
android端末を所有するのはこれが初めて。

第一印象は「デカい」。6インチ越えの画面を持つスマホは昨今めずらしくないけど、今までiPhoneSEを使ってきたのもあり、違和感というか、オバケに見える。ここまで大きいとスマートフォンというより「なんちゃらパッド」と呼ぶ代物では?
バッテリーが大きい分、厚みがある。でも逆にこれくらいの方が手に馴染む。面積が広いのにペラペラだと持ちづらいから。
そしてとにかく重い。付属のケース込みで245gもある。最近購入した新型iPhoneSEは160g弱で、これでも重いなと感じていたくらいなのに、もはや比較にならない。今回は仕事用として、基本的に自転車のハンドルに取り付けることを想定しているため許容したものの、プライベートでは絶対に携行したくない。

画面は綺麗だ。最近のスマホは2万円そこそこの機種でもとても繊細な描写をする液晶を積んでいるんだな。
ただ、初めから貼付されている液晶保護フィルムのサイズが合っておらず、画面をカバーしきれていない。横幅がやや狭くやたら縦に長い。なぜ。オマケみたいなものだからいいけど。

chromeによるブラウジングは、適当なニュースサイトならほとんど違和感ない。
スムーズではないけれどカクカクするでもなく、指のフリックにも一応瞬間的に追従してくれる。iOSのサファリの軽快な動作に慣れてしまっているのでどうしても比べてしまうけど、2万円でこの動きなら納得できる。そもそも基本的にブラウザーは使わないしな。

カメラレンズが4つもついている。スマホのカメラとしては標準的な画質で申し分ない。
超広角が使えて便利。ただ、マクロに関しては画質が非常に悪く、実用レベルではない印象。これについてもこの機種では使わないから問題ない。

有線のコネクターがUSB Type-Cなのが良い。これに関してはiPhoneも踏襲してくれないかな。
気になるのは「18W高速充電可能」をうたっているのに、対応するアダプターで充電しても従前の5V充電と変わらない速度であること。ちょっとしたモバイルバッテリーを背負っているようなものなので、従来の充電効率ではフル充電まで時間がかかってしまう。うーん。

そして本命であるバッテリーの持久力は、想定通りモバイルバッテリーなしで運用可能なレベルのようだ。
ウーバードライバーアプリとGoogleマップ、さらにフィットネスアプリ「Mi Fit」を「サイクリング」モードで稼働させてスマートバンドとペアリングした状態で運転。その結果、1時間当たり10%程消費していった。GPSをゴリゴリ使用する状態のスマホ単体で10時間程度連続稼働が可能ということになる。ライトな運用しかしない自分にとっては申し分ない。

肝心のウーバードライバーアプリの動作を確認する。
オンラインにしてしばらくすると、無事受注してくれて安心する。
アプリの動作は最近まで使用していた旧型iPhoneSEと同じような感覚。ややカクつきはするものの、動作遅延によるストレスはそれほど感じない。
Googleマップとの連携も問題ない。ただ、iOS版と比較して、ドライバーアプリに表示されるマップが全体的にやや紫色寄りなのは仕様なのかな? 青白さが「普及し始めたばかりの白色LED」を彷彿させるので、チープで美しくない。

ピックアップ先やドロップ先のピンの表示は、アイコンのデザイン的にこちらの方がわかりやすい。逆に、建物の輪郭を縁取る線は色が薄く非常に見づらい。一長一短という感じだ。慣れるだろうか。
よく聞かれる「ピンが表示されない」不具合は、今のところ一度も見舞われていない。ただし、マップが真っ白になる現象は何度か発生した。配達を開始した直後に起こることがあるようだ。解決手段はわからないけど、いつの間にか直ってしまっている。こういった不具合は、iOS版では一度も経験したことがない。

また、ピーク時のヒートマップの動作がいただけない。マップ上にオレンジと赤でリアルタイムに表示されるものの、縮尺をかなり大きくしないと上乗せされる金額が表示されない。ヒートマップの状態にとらわれることなく運転するので運用上は問題ないけど、どの時間帯にどれくらいの金額が上乗せされるのかによって需要を判断していたところがあるので、これはダメだ。設定で何とかできるのだろうか。
それと、ヒートマップ自体が頻繁に消える。これはiOS版でも発生する現象だけど、頻度が上だ。そして、iOS版ではオンラインのままアプリを再起動すれば復活するけど、android版はアプリを一旦オフラインにしないと直らない。これが何とも気持ち悪い。極短時間のオフラインなので受注の機会損失としてみれば軽微なのだろう。しかしウーバー側からすれば「ユーザーが任意で短時間にオフライン化とオンライン化を繰り返している」という意図しない操作をしていることになりかねず、それがAIに悪影響を及ぼしてしまう気がするのだ。このあたりは定かではないけど、AI様の機嫌を損ねるような所作はなるべくしたくない。

ウーバーのアプリは頻繁にアップデートがかかる割に、アプリの完成度は一向に上がらない。まだまだ信頼するに足りない。
まだ未体験の不具合があるのだろう。追々検証していく。

眠いので夕方まで昼寝をしようとするものの、荷物が届いたりして寝られなかった。
疲れが溜まっているのは明らか。どうにかして解消したいのだけど。