いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/10/01 (金) 低気圧でも体調が悪い/Technics SB-F08 を鳴らしてみる

f:id:morning-sneeze:20211001165754j:plain

1時。
 
悲しみ
 
白湯を飲む。
白湯、もうちょっと寒くなってから飲んでいたけど、昨晩熱が出ているとき口にしたのをきっかけに沸かすようになった。
といっても、もう10月だ。早すぎることはないと思う。
今住んでいるアパートの一室は、この時期でも日中締め切っていると室温30度、湿度60%程度まで平気で上がる。そこでエアコンの除湿運転をかけたりしているせいで、季節的な感覚がおかしくなっているのだろう。
 
これ飲んだら、寝よう。
 
最近、低気圧の日に体調が好転することがなくなった。
気圧なんか関係なしに、不調なときは不調のままで、何の変化もない。

morning-sneeze.hatenablog.com

morning-sneeze.hatenablog.com

自分の体質が変わった可能性もあるけど、たぶんそうじゃない。元から変化がなかったのだ。体調が良くなったと思い込んでいたのだろう。
そもそも以前から、低気圧で必ず調子が良くなるわけではないことが判っていて眉唾物だとは思っていたから、気圧を基準に何かアクションを起こすようなことはしないつもりでいた。
それでも、自分の体調不良を自分以外の別のもののせいにするには、天候は打って付けだったのだ。誰にもどうすることもできないから。
そのいいわけの道筋が塞がれてしまうのは、結局、生きづらさを加速させるような気がしてつらい。自身の体調の良し悪しが、全部自己責任として自身に降りかかってくるのが嫌だ。
 
こうやって、どんどん現実を突きつけられていくのだろうな。
見ないフリしていても、どこかのタイミングで直視せざるを得なくなるんだろうな。
 
朝。消費期限が3日過ぎた弁当を半分食べ、また冷蔵庫に仕舞う。
 
午前中は荷物の受け取りをした以外記憶が無い。
 
午後は動画編集するつもりだったけど、やる気がないのでパス。
段ボール箱から出していないスピーカーを引っ張り出すことにした。
「Technics SB-F08」

f:id:morning-sneeze:20211001165528j:plain

送料込み3,000円程度で入手。
40年前のスピーカーであるにもかかわらず、前面の風貌は現代でも通用するであろうモダンなデザイン。臙脂に近いレッドボディも、なかなか洒落ている。
どうやら当時は、レシーバーとセットでの販売を想定されていたスピーカーのようだ。
 
早速3時間ほど鳴らす。
特筆すべきはやはりホーンツイーターの高音域だろう。繊細というよりは張りのある音で、存在感がある。ボーカルが高音にかき消されるくらいだ。
ツイーター用のアッテネーターが付いているけど、デフォルトであろう12時方向では自分の耳には強すぎて違和感がある。いろいろ試して9時方向あたりに下げたところで落ち着いた。
すると、ボーカルがよく聴こえるようになった。コンデンサー交換前のJBL XE-1のような、ニュアンスがハッキリ聴き取れる音。

f:id:morning-sneeze:20211001172259j:plain

ただ、全体的に粗いというか、ざらついた音でもある。中高音は伸びるけど綺麗ではなく、痩せた響きとなる。
そしてなにより、低音域が出ない。再生周波数帯域の下は50Hzとなっているけど、聴感的には200Hzあたりからなだらかに下っていく印象の音。18cmのコーン型ウーファーで、前面にバスレフポートも付いているのに、量感が全然足りないのである。
どういうことだろう。専用のアンプで鳴らさないと性能を発揮できないのかな。
 
外は嵐でサイクリングもできないし、今日はこれを分解してみることにしようか。
 
暗くなってから雨は止んだけど、依然風が吹き荒れている。
 
スピーカーをシステムから外し、作業スペースへ運ぶ最中に、悲しみが降りてくる。
このところ、頻度が増している。
 
運び終えた後は何もせず、無駄にYouTubeを眺めて過ごす。
 
いつの間にか、風が止んでいる。
冷えだしたな。
 
23時ごろ、ようやく気力が戻ってきた。作業を進めることにする。