いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/12/17 (金) Gateron Box Ink スイッチを使ってみる

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12月もとんでもないスピードで過ぎてゆく。
 
0時過ぎに就寝。
 
7時に起床。
しっかりとした雨が降っている。その割には部屋が冷えていない。
 
午前中から少しずつ動画編集を進める。
昼までに雨は止んだけど、路面がビショビショなのでサイクリングは止めた。
 
動画をアップロードする。
Gateron Inkシリーズの新しい製品が発売されていたことを最近知り、試しに少量注文していた。先日届いたので、早速使ってみた次第。
 
「Ink」と付くものの、「Ink V2」の上位互換というわけではなく、別物と捉えていい性能だ。
最近流行りのロングスプリングが搭載されている影響か、押下圧が一定でよりリニア動作に近い。よって、同じ60gのスプリングでもV2 Blackより初動が重く感じるかもしれない。

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約20mmのブラックメッキスプリング
あとは、ストロークが浅い。ボトムハウジングのガイドレールに沿わせるステムの凸部が、長めに造られている。

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左:Ink V2 右:Box Ink
なぜわざわざこうした設計なのか、理由はわからない。
 
そのほか、ハウジングの素材は相変わらず詳細不明だけど、ステムの材質は明確に「POM」とされたようだ。これも、昨今のトレンドを取り入れたのかな。
 
BlackのほかにPinkがある。桜色とサーモンピンクの中間のような、淡くくすんだピンク。クラシカルピンクというのだろうか。
こちらは、Blackより10g軽い作動点50gのキースイッチ。
打音は結構甲高く乾いた感じ。好みが分かれそう。
 
Ink V2より軸ブレが抑えられているし、擦れ感も少ない。浅いストロークが問題なければ、こちらを選んでもいい。

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Box Ink Black & Pink
Gateron、製品の品質向上が目覚ましい。既存製品の安価なラインナップが一新されて、価格そのままに性能が底上げされた感じ。
やたらと高価な割に性能はほかと変わらないようなキースイッチが出回っている昨今、キーボードの順当なグレードアップにふさわしい選択肢が増えてくれたのは良い。潤滑化に拘らなければ、このInkシリーズやGateron Proあたりを選んでおけばまず間違いない。
 
動画の編集作業中に、スピーカーのリファインパーツが届いた。残るは測定用マイクだけ。それが揃えば、改造作業を始められる。
 
21時。急に風が出てきた。