いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/11/04 (木) あてにならない身体

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老化
 
この疲労感は、やっぱり身体の自然劣化から来ているんだろうか。だとすればどうしようもないし、今後さらに酷くなっていくのか。
 
スピッツの新曲「大好物」、スピーカーをとっかえひっかえして繰り返し聴いているのだけど、どうにも違和感が拭えない。
奥行きがなく、音場もナローで詰まった感じ。やや低めの中音域が持ち上がっているのも不自然。奥歯に挟まった食べかすがなかなか取れないようなもどかしさ。
聴き始めは、最近設置したスピーカーの特性なのかもと思っていたけど、別物でも同じように聴こえる。今までとミックスが異なるのかな。
 
自分の耳がおかしいのかも。
老化だ。
 
ボーっとしていたら昼を過ぎていた。
コーヒーを淹れて、スピーカーの解剖作業をしよう。
 
やたら寒い。
室温25度とある。15度の間違いじゃないのか?
 
夕方から配達業務。
相変わらず冷える。外気温は17度らしいけど、冬装備で出掛ける。
出前館は稼働人員過多で競争率が高く、オファーが取れない。祝日明けで少ないかなと思っていたけど甘かった。
惨敗。
 
長距離配達ばかりで疲れた。帰宅後はもう何もしたくない。
 
飯食って、シャワー浴びて、さっさと寝ようか。
 
先が暗いことだけは明らか。楽になることはなくて、どんどんつらくなっていくのも解っている。
何もできないことが歯痒いわけではない。自分の無力を呪うようなこともしない。
ただ八方塞で、身体は垂直に起きたまま既定の方角へ流れていく。苦しみを苦しみとして常に実感しながら、何かの縁で小さな幸運に出逢い、引っ掛かって流れに抗いつつも、やっぱりゆっくりと暗く深い何かのほうへ流されていく。
 
止めよう。考えるの。