いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/06/03 (木) 初めての養命酒

メモ。
楽しそうではあるけど、アレンジのためにこれだけの注文をするなら、そのお値段でそれなりのお店に行ってそれなりのものを注文したほうがいい気もする。
 
相変わらず起き抜けの調子はあまり良くない。最近なんだかんだ働き続けていたから、今日くらいは休んでもいいのかもしれない。
 
YouTube動画における著作権についてネットで情報を集める。スピーカーの音質比較をしたいけど、題材となる音源には権利関係をどうしても無視できない。かなり限られるけど、フォーマット的にも音楽的にも質がある程度高くて、かつ入手と扱いが容易な楽曲で、異なるジャンルの数種を探さなければならない。できれば有名な曲であればなお良い。
夕方まで情報収集と音楽提供サイト巡りに費やした。
 
先日注文していた養命酒が到着。生まれて初めて飲む薬用養命酒。滋養強壮のために購入してみた。

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栓を開けると、何やら甘そうな香り。ちょっと意外。漢方なので苦くて不味いんだろうと思っていたけれど、飲んでみると炭酸の抜けたコーラみたいな甘いシロップだった。添加物としてブドウ糖やカラメルが入っているからかな。飲んですぐに少しだけ喉がヒリヒリするけど、普通にイケる。

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説明書には「一日三回、食前または就寝前に」とある。だけど、アルコールなので運転が仕事の自分には夜寝る前に1杯だけ飲むに留まらざるを得ない。そんな少量でも効果はあるのだろうか。
思いの外問題なく飲めてしまった。今度からビールや缶チューハイの代わりにコレを飲むことにしようかな。一応薬品だから、大量には飲めないけれど。

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小さい頃から養命酒は、疲れたオジサンが栄養剤として飲むものだと思っていた。その偏見は最近までずっと持ち続けていた。今、ひとりの疲れたオジサンが養命酒を「意外と美味い」とか言いながら飲み始めた。
そう。もう若くないのだ。老いて衰えていく身体をなんとかして活動させるためにできることなんて、結局子供時代に見てきた壮年中年高年の人物たちがしていたことをなぞるしかなくなっていた。「別に病気でもないんだし、栄養剤なんて内蔵に負荷がかかってかえって身体に悪いだろうに」なんて言っていられなくなる齢に、片足を突っ込んていたのだ。
居たたまれないのが悔しいような。虚しいような。でもどこかでこうなることを承知しているところもあって、その時が来ただけだという達観した感情もある。
 
人が"普通に"できることが普通にできないことが多いから。もともと時世に対して人より興味関心が薄いところに、加齢で輪をかけて出涸らしのお茶のようになっていることも知っているから。そこで身体が動かなくなってしまったら、本当にそこで潰えてしまうから。
おちょこ一杯程度のドーピングでなんとかなるなら、万々歳というものだ。そういうことにするしかない。