いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/03/10 (水) 頭痛/オファー

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昨晩は22時くらいに布団に潜り込んだ。だけど、頭痛でなかなか寝付けなかった。
 
朝。頭痛は残っている。昨日ほどではないか。
さすがに今日は仕事をしないとお金が無くなる。この状態を維持できれば昼に配達業務を稼働しよう。
 
食欲もなければ、味覚もない。
何を食べても美味しくない。朝食のカップラーメンすら食べきれず半分くらい残す。白湯だけでいい。
これなら何も口にせず、点滴で必要な栄養を供給され続けるほうがはるかに健康的だな。
 
風が強い。
 
陽が高くなり気温が上昇するに連れて、静まっていた頭痛も動き出す。
 
ダメだ。さすがに動かなければ。
 
頭痛が気になるけど配達を始める。ウーバーイーツのほか、先日より出前館も受注できるようになっている。
出前館の受注は早い者勝ち。だから常にスマホの画面とにらめっこして、オファーが来た瞬間即受注しないといけない。いくら長時間待機しようが受注できなければ意味がない。この仕組み、慣れるだろうか。
 
配達員の仕事自体、もう潮時なんだよな。早くほかの仕事を見つけて身を引きたいところ。
 
頭痛は次第に強くなる。
自転車の振動がサドルからお尻を伝って脳天まで響くようになる。タイヤが段差を乗り越えるたび横から殴られたような頭痛をもらう。
こりゃダメだ。
昼過ぎに撤退。出前館ドライバーアプリにかまけて配達回数がいつもの半分以下のウーバー。当然、稼げない。
 
頭痛で何もできない。
読書も、パソコンで動画を観ることもかなわない。時間をお金を擦り減らしながらただ寝ていることしかできない。
この文章もキーボードで打ち込んでいるけど、タイプミス連発でまともに綴れない。
 
原因はカロリー不足かと思っていたけど、ある程度食べても変わらない。となれば、あとは精神面から来ているとしか考えられない。
お金だろう。先月調子がずっと悪くて配達業務ができず大赤字。加えて、先週ウーバー配達の報酬も下げられる未来が見えたところだった。そこに発熱がトドメを刺した。そんなところだろう。
痛み止めの薬もほぼ効かないしな。
どうにもならない。どうしようもない。
 
なにもしなくてもいいならば、別に頭痛があってもいいのだ。我慢すればいいのだから。
でも、そんな贅沢な身分ではない。本当なら身を粉にして働かなければならない。
以前は、仕事ができない理由が見つかると嬉しかった。堂々と休んでいられるから。しかし今はそうでもない。不安が募っていくほうが大きい。
やっと焦り出したのだろうか。今更な気もする。
 
新しく買い替えた加湿器、動作音がすこぶる煩い。
おそらく送風に使われているシロッコファンの回転音だろう。最弱運転にしてもまったく変わらない。安物だから仕方がないか。
 
陽が沈み、寝静まる時間が近づくに連れて頭痛は徐々に治まっていく。