いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/03/03 (水) 異質な空間/パチモノ

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深夜になってもまだ風は止まないんだな。昨日夕方より酷くなっている。
翌朝には収まってくれないと仕事ができない。
 
夢で懐かしい風景を見た。小学校卒業まで居た団地の敷地内の景色だ。
春先と晩秋が混ざったような季節感。芝生は青いのに木々の葉は枯れ落ちていた。
とても広く感じた。実際広かった。都内の郊外で、周りに大きな建物や幹線道路が無く、敷地の割に住宅数が極端に少なくて空間的な余裕があり、とても贅沢な土地の使い方をしていた。公園や広場も点在し、意味もなく走り回っていたのを覚えている。
当時は何とも思わなかったけれど、振り返れば、不思議な場所だった。何もなかったけれど何でもできた、異質な閉鎖空間。
現在は一帯を取り壊されて跡形もないはずだ。本当に幻となってしまった場所。
あの頃は幸せだったと思うことはないけれど、住みかとしての環境面で一番恵まれていた。あそこに行きたいと思うことはある。
また公園のブランコに座って、遠くに時々見える人や車、さらに遠くの無機質な四角い建物や青い空を眺めたりしたい。
 
泣きたい。
 
カーテン越しの窓が明るい。昨日のような雨は降っていないけど、嵐のような風が未だに吹き荒れている。
 
どこにいても何をしていても、必ず自分の上位互換が居る。そう思っていた。
そうじゃなかった。自分のほうが互換品ではなかったのだ。パチモノだった。
ホンモノと同じ値段のパチモノ。そりゃ、誰も相手にしないはずだ。
 
風はまだ強いけど昼にウーバー配達。
ロングピックを切りまくっていたら、ほぼマクドナルドからの注文で埋まった。結局そうなるんだよな。
 

akiba-pc.watch.impress.co.jp

ロープロファイルキースイッチ搭載のワイヤレスキーボード。
DELキーの位置が気になる。それ以外は良さそう。
でも、どうせボッタクリ価格なんだろうな。
 
自転車保険の切り替えの手続きを行う。
 
コーヒーを淹れる。
グアテマラ/ラ・メルセー農園。シティロースト。
先日淹れたフレンチローストとの比較。
豆の状態でフローラルな甘い香りがする。挽くとより濃密になる感じ。
淹れたお味は、バランス系。深煎りと同じ傾向で、甘苦さとコクが程よく飲みやすい。ただ、深煎りに感じられた柑橘系の酸味はない。風味をあてがうとすれば、マスカットだろうか。
冷めても美味しい。
 
なんとなく、クラフトビールを買ってみた。
かなり軽めの口当たり。ゆずの風味がキツいのかなと思っていたけどほんのり香る程度で、良い。
 
夜は読書の算段だったけれど、瞼が重い。このまま寝てしまおうか。