いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/11/19 (木) 有意義な時間/青筋

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耳鳴りがする。
だけど実は違って、環境音が聞こえているんじゃないかという気もする。
区別がつかない。というか、耳鳴りかどうかなんて、そもそもどうやって聞き分けるのだろう。

LINEを削除したい。
いい加減うざったい。
生存確認はもういいから。

結局、今日も眠れたのは3時過ぎ。

試験勉強が終わり時間が空いてからというもの、それを読書の時間として割り当てたら読まずに溜まっていた本たちがものすごい勢いで消えていく。
今はたまたま読書欲が湧き出ているからというのもあるけど、本来ならこういう時間の使い方のほうが有意義なんだよな。

資格取得に向けて机に向かう時間は、どんなに時間をかけても成し得ることは資格の取得だけだ。できることがそれだけなのがつらい。知識を得たいなら、単純にいろんなジャンルの書物に手を付けていたほうがはるかに効率が良い。
受験対策として得る知識もある程度は必要だけど、それはあくまでも試験問題を解くためであって、出題されるかもわからない、「これは覚えていなくても都度マニュアル読めばいいよね」という細かなものまで頭に抱えていなければならないのは、脳の使い方としては非効率な気がするのだ。
なんだかんだ、丸一年試験勉強をしてきた。一年もあれば、いったいどれだけの本が読めたのだろう。資格なんてもう生かす機会はないのだから、必要な知識を得たところでさっさと止めていればよかった。気付くのが遅すぎた。
目標を定めてそれに向かって努力することが苦手なのは、こういうところが理由なのかもしれない。「なんかもったいないな」と思ってしまい、やる気が無くなる。

東京でウーバー配達をしようかと思っていたけど、移動が面倒くさい。今日も地元でしよう。

午後。温泉に行く。
今日は先週より汗をかけた気がする。
湯船に自分の顔が映る。鼻筋からおでこにかけて、縦に一本図太い筋が立っている。
なんだろうこれは。こんなところに青筋が立つことってあるのか? 温まっているから、血管が膨張しているのか? 今まで気がつかなかった。
なんとなく怖くなったので、ゆっくりとした動作であがる。そのまま洗面台の鏡の前へ。筋は消えて無くなっている。なんだったのだろう。

コーヒーを淹れる。
コロンビア/カウカ/インサ/アルト・デ・トパ。フレンチロースト。
焙煎された豆を見る限り、他の豆よりやや色が淡いか。香りはしっかりある。挽いてみると、ベリー系の芳香をわずかに感じた。
淹れてみたお味は、苦み系。普段通り淹れてみると、フレンチローストとは思えないほど軽い味。これを「クリーン」と評するのは微妙なところ。
細かめに挽いて、お湯の温度を90度前後で抽出すると、コクが出てきた。ただし、95度あたりで淹れてみたところ、苦みが強く出てしまい飲みづらくなってしまう。逆に温度が低いと風味が抽出されない。ドリップが難しい豆だ。
苦味の中にイチゴのような甘みがわずかに混じる。酸味はほぼ無い。なんだかパっとしない、平坦な味。
たしか、以前もカウカを淹れたときもイマイチだったんだよな。好みの問題だろうか。