いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/07/26 (日) 左膝から悲愴感

f:id:morning-sneeze:20201220102625j:plain

生きたい人が生きられて、死にたい人は死ねる。
踊りたい人はステージに登ればいいし、踊れないなら降りればいい。
誰もが自らの意思でこの世に生まれてくるわけではない以上、客席からステージを眺めていることは許されない以上、それらの前提がなければ個々に寄り添う緻密な社会福祉の実現なんて不可能じゃないの?

早朝、左膝の激痛で目が覚める。
膝を軽く折り曲げた状態で固着したように動かない。縮めたり伸ばそうとすると痛みが走る。
変な体勢で寝ていたわけではない。目覚めたときは仰向けだった。
このままではらちが明かないので、慣らすために少しずつ屈伸させる。そのたびに軋むような痛み。
朝から何をしているのだろう。どういった仕打ちだろう。
悲しくなってくる。痛みに耐えるうちにこみ上げてくるものがある。「耐えてやろう」「なんとかしてやろう」という悲壮感は沸き立たない。悲愴感で満たされるのだ。
泣きたくなる。でも、何かが引っ掛かって泣くことができない。弱っている証拠だろうか。
寝そべったままかなり時間をかけて膝を復旧する。ベッドの中で屈伸し、動くようになったのを確認。そのまま目覚ましのアラームが鳴るまで眠る。

起床。とりあえず立ち上がることはできたけど、まだ違和感がある。
原因はひとつ。ウーバー配達のサイクリングしかない。ついに本格的にガタが来てしまったか。
今日も配達のつもりでいたけど、膝を考慮してパスするか。レンタルサイクルも全然見当たらないし。

このところ断続的な体調不良で配達業務を休みがちだ。不良というより"故障"に近い。よって、収入が半減している。
もし本当に身体が限界を迎えていて、このままペダルを漕げなくなったらどうしよう。原付でやるか。そのためにはまず、都心に引っ越さねば。

午前中は簿記の勉強。
午後は昨日フリマサイトに出品した不用品のうち、売れた分の梱包と発送の手続きを済ませる。その際、存在すら忘れていた古本を数冊発掘してしまったので、それらを追加で出品しておく。

夜になっても左膝の違和感は残ったままだ。明日仕事できるのだろうか。