いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/06/07 (日) 悲しくても問題ない=幸せ

f:id:morning-sneeze:20201219100700j:plain

朝一でゲームを始める。
たまに少しずつ進めていた聖剣伝説3は、5周目に突入している。
未だに飽きないのがすごい。
どうせなら6周したい。

聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ - Switch

聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ - Switch

  • 発売日: 2020/04/24
  • メディア: Video Game
 

結局、朝からほぼ通しで14時間ほどプレイした。疲れをまったく感じない。
ゲームはいいな。何も考えないで済む。
スマートバンドの万歩計を見ると、朝起きてから30歩しか歩いていないらしい。
さすがに夜には明日の食糧を買い込むために出掛けたけど。

5周目クリア。そのまま6周目突入。

それでも、これが今感じられる一番の幸せだ。
年に数える程度の幸福日。これから何度あるかわからない日。
何もしないことが幸せ。
誰とも会わないことが幸せ。
生きるための雑多な作業をしなくていい。
生きるためにあれこれ考えなくていい。

最近は悲しくて、抜け殻のようになっていることが多い。
でもこれなら、悲しい状態のままでいられることができる。
「悲しくても何も問題ない」ということが、たぶん幸せなのだろう。

わかっている。
今の生活は、体が限界を迎える前の、一端の社会人として生きてきたときの貯蓄があるから出来ていること。
いずれ立ち行かなくなること。
その恐怖に苛まれても、もうどうにもできなくなっていること。
問題ないわけではないこと。

そのまま朽ちていけばいいのだけど、その気配はない。弱々しくも、残念ながらまだ俗に言う「健康体」である。
健康な人が死ぬことは許されない。健康な人は生きなければならない。
なぜ。

遅めの夕食を終えたら、ゲームの続きをしよう。
万歩計は1000歩弱になっている。

明日からまた「生きなければならない」。