いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

歌詞 -46

健常者に成り下がり
才能の開花 蛇蝎の如く
 
誰もが信じる占星術
与えられた満足 下世話な享楽
 
部屋の片隅で木馬が嘶く
固唾を飲んで 沈黙を待つ
 
いつまでも溶けないかまくらの中で
面倒だとのた打ち回っても
誰にも売り渡すつもりのない 行き場のない思い
銀の菜箸をへし折って つつきあう 鍋の中
 
跨線橋から さらに上へ
白刃一閃 こむら返り
 
頭から腐り落ちた悪魔の角を
袋に入れて 生ゴミに出す
 
画面の向こうで狼が吠える
首から下は 無いものと思え
 
いつもカビ臭い押入れの中で
面倒だとのた打ち回っても
その時々の最適解を見つけては
こっそりにじり寄って 見掛け倒しの王手をかける
 
鮭のふりかけ 実はバレバレ
サルノコシカケ 種子を湿らせ
 
何かが生まれそうな この脚も
立ち上がるので精一杯
心の春なんていらないから
せめて 放っておいてくれないか
 
朝日で溶けかけたかまくらの中で
面倒だとのた打ち回っても
誰にも売り渡すつもりのない 行き場のない思い
折り鶴でも折りながら 拾い合う 鍋の底
 
待ち焦がれたスノードロップ
別れの唄を口遊まなくても
気にせず耳を澄ましていよう
誰も見ていないから