いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

CORAL EX-101 発売当時のレビュー記事抜粋

コーラルのスピーカー「EX-101」発売当時の各オーディオ雑誌に掲載されたレビューから、音に関する部分を抜粋し以下にまとめる。
 
 

取扱説明書

取扱説明書
 

ステレオ 1984.1.

STEREO試聴室 今月の新製品を聴く

井上良治
(前略)タイトな低音はハッキリとリズムをキザミ、スネアの張り、タムタムの響などまで感じよくだす。高域は適度な輝きを持ち、シンバルなどの響きにリアルなものがある。通常のリスニングレベルではフラットバランス、やや大きめのレベルででは中域が張り出し、ボーカル中心のバランスとなる。 サブシステムのつもりで買い込み、いつのまにかメインシステムになっているという感じのサウンドだ。音の立ち上りは高域方向に向かうほどシャープになる。超硬質軽合金ダイアフラムのトゥイーターががんばっているのだろう。メリハリが付いていてわりには聴き疲れしないサウンドである。
 

ステレオ 1984.11.

コンポーネント260機種徹底試聴

藤岡誠
(前略)本機は小型だが、出てくる音はまったく意外。値段が安いからといって馬鹿にするととんでもない。十分な明るさを持ち、クォリティも伴っているのだ。本当になまいきなシステムである。とにかくトライーターのクォリティが高い。スケール感は大きくないが、ヴォーカルもナチュラル。小型コンポに最適。
 

ステレオ 1986.7.

コンパクトスピーカー36機種を聴きくらべる

井上良治
(前略)中域から高域にかけての質感がいい。スピード感もあり、クォリティの高さが伝わってくる。量感のある低域ではないが、タイトにしまり、解像度をしっかりキープ、音像をしっかり定位させてくる。やや高域のエネルギーが優先するが、トータルバランスはいい。
藤岡誠
(前略)スムーズなサウンドである。小型ながら密閉型なので聴感上は低域量感がそれほどではないが、逆にナチュラルさはある。2ウェイにありがちな中域の落ち込みがなく、声もなかなか良い。トゥイーターが良質なのだろう高域の伸びが良く固有のキャラクターがない。パワーを入れても破綻がなく芯のしっかりしたサウンドである。小型メインとして使えそう。