いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2022年4月 身辺雑記

 

日記

 

4月1日(金) スーツのあの頃/ノドグロラーメン

3回目のワクチン接種のため、新宿都庁に向かう。
考えてみれば、最後に新宿に訪れてから半年経ったことになるのか。ついこの前来たばかりのような気がする。

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新宿駅を降りて、地下通路を歩いて目的地の都庁展望室に向かう途中、綺麗な黒いスーツをカッチリ着た若い方々と何度かすれ違う。
今日から新年度だ。新入社員、いわゆる新社会人の面々だろう。
立派なビルが立ち並ぶ新宿副都心の、どこかの企業に勤めることになったのだろうか。それとも、この近辺で入社式みたいなのがあったのだろうか。
一人で凛と歩いているのもいれば、数人で連れ立ってややよそよそしく言葉を交わしていたりするのも見かける。
なんだか眩しくて、堂々と目線を向けられなかった。いつぞやの自分もあの中のひとりだったのだという事実も、ちょっと信じられなくなっている。

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予防接種会場は、ガラ空きだった。
そもそも予約の枠自体に空きが大量にあって、すんなり取れたので拍子抜けした。前回までとは大違いである。
 
一切待つことなく接種完了。
前回も思ったけど、都庁展望室の会場のスタッフは応対がとてもていねいで、案内を受けているとこちらがだんだん申し訳ない気分になってくる。
せっかく展望室に来たのだからと、普段見ることのない上空からの景色をしばらく眺めていたかったけど、そんな雰囲気ではないので早々に退散。
 
その足で、新宿西口本店のヨドバシカメラに向かい、スピーカーの整備用品を入手。
いつのまにか、プラモデル用品を取り扱う「ゲーム館」が、別の場所に移転していた。

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といっても、以前の「ゲーム・ホビー館」の向かいの建物なのだけど。
 
その後、昼飯時で込み合う前にと、早めに昼食。行ったことのなかった「らぁ麺はやし田」へ。
ノドグロラーメンを注文。黒いナルトは初めて見るな。

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スープに油が結構浮いているものの、味のほうは比較的サッパリしている。飲むと醤油の風味がしっかりあり、後から出汁のコクが来る。少ししょっぱめで古風なところは、好み。
麺が特徴的。細麺にしては弾力があり、噛むとプチプチ切れる感じ。全粒粉を使っているとのことで、それらしい穀物的な風味がある。食べ応えがあって良い。
美味しいのだけど、今の自分にラーメン一杯1,000円は高い。おいそれと食べられないし、もしかしたらこれが最後になるかもしれない。

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用事をすべて終えたので、帰路へ。
体調をみながら、今日はスピーカー整備に費やすつもり。
 
日付が変わる少し前。依然平熱を保っているけど、なんとなく寒気っぽい感覚があるような気がしなくもない。
ただ、気温的にも冬と同等の寒さなので、低下した室温に凍える寒気とイマイチ区別がつかない。
なんにせよ、暖かいお茶でも飲んで、さっさと寝るとしよう。
 

4月2日(土) 今回は軽め?

昨日打ったワクチンの副作用は、前回、前々回と比べると軽そう。
寒気はあるものの、そこまで酷い感じもしない。熱は朝に37.0度を頂点として、以降は下がり平熱が続いている。
とはいえ、寒気自体は微弱ながらも引き続きある。今日は何もしないでおこう。いつも何かしているわけでもないけど。
 
午後、一時37.4度になったものの、それを超えてくる気配はない。
夜になると、熱も寒気もほぼ引いた。残るは腕の違和感だけ。
このまま収束するのだろうか。
 

4月3日(日) 予定

どちらもある。
差があるというより、両者は別個の感覚で、自身の内面に同居しているそれらを上手いことバランスとりながら過ごさないといけない、という意識がある。
「予定通りにならなくても問題ないような余地を残しつつ予定に沿って進められる自由性を確保できているかどうか」みたいな。それがどこかで崩れるとストレスになる感じ。
つくづくめんどくさいな。
 
一日雨。
 
体調は結局、平常通りになった。夕方には注射針が刺さった部分の違和感もほぼ無くなった。
前回が酷かったので、それなりに覚悟していたから、ちょっと拍子抜け。
 

4月6日(水) 天変地異

月を跨いだあたりからずっと、薄っすらイライラしている状態でいる。
先月30日深夜、かなり攻撃的になった。それを引きずっているよう。
そのときは飲酒を原因にして、たまたまそういう巡り合わせだったのだろうと思っていたけど、そういうわけでもないのかもしれない。
季節の変わり目だからだろうか。なんせ、夏日になったと思ったら雪が降ったりと、天変地異が起きたような怒涛の気候が続いた。いかにも関係ありそうだけど、どうなんだろう。
 

4月10日(日) 都心で用もなく電動キックボード

スピーカー整備パーツとして、木材片の加工が必要になった。
簡単な設計図を引っ提げ、渋谷の東急ハンズ内にある木工房に向かう。
 
移動途中、自宅からそう遠くない場所にあるコーナンにセルフ工房があることを発見し、そちらで間に合えばいいかと急きょ引き返すも、想像していた作業場と異なったため、当初の予定通り、渋谷に向かうことに。
人が多いからなるべく行きたくなかったんだけど、ほかに良い方法を思いつかなかったので、致し方なし。
 
昼過ぎに東急ハンズ渋谷店に到着。木工房で図面を清書し受付を終えると、仕上がりは約6時間後の19時だという。
これは予定外。3時間程度かなと思っていた。
かといって、お店に預けたまま後日取りに来るのも諸々もったいない。ほかに何もすることがないけど、時間を潰して今日中に確保してしまおう。
 
とりあえず、東急ハンズの最上階からブラブラと店内を歩き回る。

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布の端切れがサランネット代わりになりそうだな、とか、吸音材としてグラスウールも売ってるんだ、とか。スピーカー整備に関連する発見が、それなりにあった。
 
時間はまだまだある。このまま渋谷にいてもやることがないので、新宿に向かう。
ヨドバシカメラにて、これもスピーカー整備に使うケーブルを購入。そのまま、オーディオコーナーや最上階にある照明コーナーなどをうろつく。

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新宿も、もちろん用事はない。そしてこのまま渋谷に戻ったところですることがない。
どうしようかと途方に暮れていたら、LUUPの電動キックボードのポートがたまたま目に入った。
遠巻きからしばらく様子をうかがっていると、わりと頻繁にボードの発着があるようで、使い方も簡単そうだったので、今回初めて利用してみることにした。これに乗って渋谷まで戻ってみたらどんなもんか、と。

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ハンズの近場でボードを返却できるポートを指定し、そこを目的地として、いざ出陣。
ボードのハンドル部にスマホを固定できるホルダーが付いているのが便利。GoogleMapを起動させてカーナビとする。
右ハンドルにあるアクセルレバーを押し下げている状態で少しキックすると、グイっと加速する。ここの操縦にちょっと慣れが必要。
 
乗り始めは新鮮で面白かったけど、やっぱり最高速度15km/hは遅い。走っていると自転車にガンガン追い抜かれ、もどかしくなってくる。そこは一応「キックボード」の体だから仕方がないのだろうけど。
 
指定したポートに40分ほどかけて到着。返却手続き。
初回利用30分無料のクーポンが適用されていなかったらしく、正規の料金を取られてしまった。JR山手線3駅分で700円。素直にタクシー捕まえるほうがいい。
たぶん、極短距離の移動を想定している料金設定なんだろうな。歩いて10分程度かかる距離を150円くらいで、とか。
でもそれなら、利用できるポートを探してそこまで向かって指定のポートに返却する手間と時間があれば「初めから歩くわ」、となるよな。
 
ある程度サスペンションが効いているとはいえ、長時間直立姿勢で走り続けるのは、思いのほか足に来ることがわかった。やっぱり、長距離乗るものではないんだな。
これならレンタルサイクルで十分だ。自転車なら座れるし。
電動キックボード、アトラクション以外の有用な使い道が思い浮かばない。おそらく今後、利用することはないだろう。
 
喉も渇いたし、適当なカフェで時間調整するかと向かうも、最近のチェーン店はだいたいが夕方の早い時間に閉店するらしく、無駄足に。
仕方がないので、またハンズ店内をウロチョロし、それにも飽きて自販機でコーヒーを買ってベンチに腰掛け、受け渡しの時間まで休憩。
 
ようやく加工が済んだ木材を確保。陽がすっかり落ちた渋谷を後にする。
帰りの電車、途中から座れたのはラッキーだったな。

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さすがに歩き過ぎて、両脚にガッツリ疲労感。12,000歩以上歩いたのは、いったい何時ぶりだろうか。
それでも、これだけ長時間外出したにもかかわらず、何事もなく帰ってこれたからよかった。先月末のように突如頭の中がグチャグチャになったり、悲しみが降りてきたりすることがなかった。
 
今日の活動は、ここで終い。もう何もできない。
さっさと寝よう。
 

4月11日(月) 怠さ

昨日の都内探索の疲労は、当然のように残っている。一晩眠った程度では回復しないのは予想していた。
しかし、荷物を出しに、コンビニに向かわなければならない。リヤかごに入りきらない大きな荷物を積んだ、見た目過積載気味の自転車は、アシスト付きといえどいつになくペダルが重く感じる。
 
もともと身体は強くないけど、最近は体力の低下が著しく、ちょっと身体を力ませるとすぐ息切れする。
このまま、何もできなくなっていくのだろうか。少なくとも、もう肉体労働は無理だな。
 
帰りに、少し足を延ばしてマクドナルドで昼食。昼時にしては空いていたので、そこで1時間くらいボーっとする。
 

4月16日(土) 速度制限

投資の知識を仕入れれば仕入れるほど、「その資本はどこから?」となって、つらい。
 
昨年秋から利用しているドコモの「home 5G」は、最近速度制限が厳しくなってきて、それ以前まで利用していたスマホテザリングとたいして変わらない状態になってしまった。
 
フルの速度で使えるのは、明け方から10時くらいまでの数時間のみ。こんな田舎でも、4G接続で下り80Mから90Mbpsくらいは出ている。
しかし、それを過ぎるとMAX20M、10M、5Mと段階的に下っていき、11時を過ぎる頃には平均1Mbpsとなる。酷いときは500kなんてときもある。
そして、終日その速度。制限が緩まってくるのは、夜中の1時を過ぎたあたりから。
 
このあからさまな制限は、今年に入ってから発生しだした。それでも、祝祭日や週末などの夕方から夜にかけてたまに遅くなるくらいで、不定だった。
それが、4月に入ったあたりからほぼ毎日絞ってくるようになってしまった。
 
メールの確認程度なら問題ないけど、YouTubeは1080pでも再生が止まるし、画像の読み込みもまるでADSLを利用していたときのような待ち時間が発生する。
懐かしんでもいられない。パソコンでオンラインコンテンツを利用する場合、これでは使い物にならない。あまりに速度が遅すぎて、サイトによっては数十Mのファイルでさえタイムアウトが発生して、ダウンロードを失敗することがあるくらいだから。
 
もうしばらく使ってみて状況が変わらないなら、契約解除するかもしれない。といっても、現状有力な乗り換え先がほかにないんだよな。
どうしたものか。
 

4月17日(日) 適合/古瀬戸珈琲店

これつまり「手切れ金」だろ?
社会はあなたとは違うスペックの人間を基準に作られています。そこに明らかに違う形のあなたが入ってこられると上手く回りません。
だから、これだけ支払いますから、私たちの社会に入ってこないでください。邪魔なので。そういうことなんだと理解したよ。
そういうことなんだよね。年金に関しては、自分も同じ理解をしている。それで全然問題ないとも。
 
要は保険なんだ。社会適合者は、自分が不適合になる可能性があることを知っているし、いつその仲間になるのかわからない。そのときのための保険として成立させている制度。
「構わないでください」「これあげるからこっちに来ないでください」といわれて、この制度を使っていいのなら、喜んでそうする。むしろ望むところだ。
みんな俺を殺さないでくれて、生かしていてくれてありがとう。
でも、中途半端な人間の場合は、どこに当てはまるんだろう。
珍獣というか、腫れ物に触るような扱いをされていたけど、停学くらったことはない。動けないことはあるけど週3日ほどではない。薬を飲んでも効果があるのかないのかよくわからない。なにかコンテンツに感動することはあっても、共感はしなくて楽しみが広がらない。誰が見てもすぐわかるような身体的な障害はない。
手帳はあるけど年金支給まではいかない、半端に適合できてしまう人。
社会を作っているとされる人々から見れば、「まあ、なんかちょっとヘンだけど、害というほどでもないし、人間の形をした身体がちゃんとあって、それが基準どおり動くんなら、とりあえずなんとか上手く適合してってくださいね。知らんけど」みたいな感じかな。
 
"殺す"とか"生かす"とかの外で、フラフラしている人間。
つらいことをつらいと思いながら、でもそれなりにやってきて、ある日壊れて、根無し草になって身銭だけでここまできている人間。
このまま行けば数年で貯蓄が尽き、にっちもさっちもいかなくなる人間。
 
貧乏くじを引かされた感が、ずっと拭えないでいる。
 
あまり体調が良くないけど、スピーカー整備に必要なパーツを揃えるため、秋葉原に買い出しに向かう。
 
飯田橋の「中華そば青葉」に寄って、朝食兼昼食を摂ってから向かおうと思っていたけど、日曜日は休業であることを失念していて、現地に着いてからそれに気付いた。
 
また、神保町経由で秋葉原まで散歩することにした。今回は前回時間が合わず寄ることのなかった、「古瀬戸珈琲店」に向かう。
古瀬戸珈琲店は、勤め人だった頃に週一で通っていた喫茶店。今思えば、日常的にドリップコーヒーを飲むようになったきっかけのお店だ。

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うつ病となって休職してからも、頻度は減ったもののそれなりに赴いていた。身体を動かせそうなとき、神保町や神田、丸の内などを散歩するようにしていた。その際のスタート地点がだいたい飯田橋か神保町で、古瀬戸珈琲店ブレンドコーヒーをいただいてから歩き出すのが定石となっていた。
数年前に無職となってからは、さすがに移動費が嵩むので足が遠のいたけど、昨年、付近一帯の再開発の話題を見かけてから、いつか行かなければと思っていた。
 
二階に上がる、妙に狭くて急な階段が懐かしい。
一番乗り。カウンターの一番端に座る。

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以前好んで注文していた「駿河台下ブレンド」を、明るい黄色のティーカップを指定して淹れてもらう。
今日は奮発して特製シュークリームも追加。
 
注文して一息。
店内は、カウンターやテーブルに透明のパーティションが置かれている以外は、以前と変わらない雰囲気で、安心する。

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一時期、神保町周辺の喫茶店はいくつか訪れたことがある。しかし、古めかしさを残しつつ開放的で明るい店内と、あまり気取らない接客、優しい風味のあるコーヒーが、自身の波長とよほど合っていたのだろう。ほかのお店にはほとんど行かなくなったのだった。
 
再開発が成されれば、どんな形であろうともこの空間は無くなってしまう。
 
やや酸味のあるブレンドのコーヒーは、やはり美味しい。

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雑味が無くスッキリしていて飲みやすい。飲んだあと舌にジリジリと残るような感じもない。「THE・コーヒー」。
ザクザクのシュー生地で、甘めのクリームを掬うようにしていただく。

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もっと長居したかったけど、この後本来の用事もあるし、混み始めたので40分足らずでお暇。
 
このお店も、今回が最後の利用になるかもしれない。
もし再開発後も同じ場所にお店が存続したとしても、たぶん訪れることはないだろう。
 
なんか最近、「最後のお店」が増えた気がする。
 
駿河台下交差点から靖国通りを歩き、万世橋経由で秋葉原入り。
秋月電子とコイズミ無線に寄る。ヨドバシAkibaにも行きたかったけれど、気力が底を突き断念。
 
帰宅してからは、日付が変わるまでひたすらボーっとしていた。
一日に一万歩以上歩くと、以降は何もできなくなる。
 

4月20日(水) わかりやすい指標

昨日一昨日と何もできず家で縮こまっていたものの、ようやく動けるようになってきた。
 

うん。
経験上、間違いない指標。むしろわかりやすくて助かる。
 
妙に寒い。熱でも出るのだろうか。
 

4月21日(木) なにがなんだか

今回は、朝に起床してすぐだ。とにかくイライラして、悲しみが無限に湧き上がる現象。
しばらくするとそこに、頭痛と眩暈が重なってくる。今回は眩暈が如実。
なにもできない。今日は月に一度の楽しみである温泉に行くつもりでいたけど、当然オジャン。動けないので買い物にも行けない。
 
前回と今回で気付いたのは、性格が転ずる直前に耐え難い強烈な眠気が発生していること。
この眠気自体にも何の前触れもないし、今のところ規則性は無い。突然やってきて、意識を保つのがつらくなり、布団に潜るしかできることがなくなる。そして、その眠りから覚めるとイライラフワフワする状態になっている。
 
なんだかよくわからないけど、まともじゃないことはわかる。
 
この文章を打ち込んでいる段階では、多少落ち着いてきたものの、代わりに耳が詰まる感覚が出ている。
ついでに、室温は23度を示しているのにやたら寒くて、真冬の格好をしてパソコンに向かっている。
 
もう、なにがなんだか。
 
15時ごろ、まだ耳の詰まりはあるけど、ようやく意識がハッキリしてきた。
だけど、スピーカー整備の作業はせず、最近整備を終えたスピーカーの備忘録を書きつけていくことにする。
 
19時半。身体が動くようになってきたので、買い出しに出掛ける。
いつの間にか、外は雨が降っている。気が滅入るけど、ここで止めると本当に一日何もしないことになるので、傘を持ち出し歩くことにする。
 

4月23日(土) 夜中のコンビニコーヒー

日付を超えたあたりから、またイライラしだした。
1時間くらい前までスピーカーの整備をしていて、キリが良いところで止められたのであとは寝てしまおうかと思っていたところだった。本当に何の前触れもなくやってくるんだな。
 
このままではどうせ、しばらく寝付けない。なんとなくコンビニのコーヒーに意識が向いたので、外に出てみることにした。
 
街灯がろくに無い暗い夜道を、自転車で走る。田舎なので、この時間に出歩く人間をほぼ見かけない。ちょっと怖いくらい静かだ。
 
コンビニでは惣菜のコロッケが半額になっているのが目に留まった。コーヒーの肴に買ってみる。小腹が空いていたのでちょうどいい。
背の高い車止めのような物体に腰掛けて、夜中でもお構いなしに行き交う大通りの自動車たちを眺めながら食べる。
 
以前は、飲酒が原因だろうと思っていた。アルコールの影響で睡眠にヘンな影響が出て、しっかり眠れていないから頭がおかしくなったのではないか、と。
しかし、今日はもちろん、昨日もお酒は一滴も口にしていない。一昨日のときも素面だった。それでも、無性に落ち着きのない状態に移行するのか。
やっぱりよくわからない。これも脳の劣化からくる症状なのだろうか。
 
相変わらずイライラしていて、座ってじっとしているのもつらい。食べ終わったらすぐに家へ戻ることにした。
 
1時半ごろ帰宅。
コーヒーを飲んだからか、多少落ち着いてきた。
寝よう。
 

4月24日(日) 焦りと絶望の中間

22時。一日ほぼ寝て過ごした。
 
朝からずっと雨で外に出づらいというのもあったけど、脳が常にドロっとしていて、何も手を付けられないでいた。
昼を過ぎたあたりで眠気が強まり、こらえきれず陽が落ちるまで眠る。19時半ごろ目が覚めて、また椅子の上でボンヤリ過ごし、この時間になってようやく意識が戻ってきた。
たいしたものを口にしていないにもかかわらず無言を貫いていた胃袋も、思い出したかのように空腹を主張しだした。しかし、それでも何も食べたくないのは変わらない。
 
意識が戻ると、今度は悲しみが降りてきた。
ただ、今回は悲しみより、焦燥感のほうが強い。この、このまま行くと確実に死ぬことが解っているのに何もしようとしない、いくら自身の愚鈍を呪っても省みることをしない、焦りと絶望の中間みたいな感じ。空腹も相まって、ただただ気持ち悪い。
 
あくびが出る。これだけ寝てもまだ眠いらしい。
意識があるとつらいし、何も食べず寝ようか。
 

4月25日(月) ドロドロの意識

結局、今回も深夜のコンビニに向かい、コーヒーとサンドイッチを買い込んで遅めの夕食を摂ることにした。
たぶん、自然と夜型のリズムになったのだろう。目がどんどん冴えてくるし、ここで食べずにいると、昼間のドロドロの意識のなか食べなければならなくなってそれはそれでつらいので、動けるときに動くことにしたのだった。
動くといっても、お金を得られるような作業をするわけではなく、食べ物を買って口に運ぶという、最低限生きるための所作をするだけ。何も生まれない。
 
4時半ごろ就寝。
 

4月26日(火) 投薬再開

今日は朝から外来。医者に先月末と先週の状態を話す。
 
投薬治療を数年ぶりに再開することになった。といっても、飲むのは以前しばらく服用していて薬効がほぼ無くなった薬だ。
この薬がダメなら、定期的な血液検査が必要な、もう少し強いものに替えるという。いろいろイタイので、御免被りたい。
 
これで、自転車の運転はできなくなる。飲酒もNG。
たいていの抗うつ薬は飲むと運転ができない体になる。主な収入源だったフードデリバリーの送迎も、もちろんできない。
でも、睡眠周期の変化と攻撃的な性格の出現により、服薬していなくても運転することが困難になり、じゃあ薬再開しても影響ないか、とヘンな妥協をした。
 
お酒が飲めないのは別に問題ない。最近は飲んでいないのに酔っ払ったような感覚でいるし。
それよりも、抗うつ薬を飲み始めると、食べていなくても体重がかなり増えることのほうがイヤだ。
以前、平時55kg程度だったのが、70kg弱まで増えた。あまり体重に影響が出ないとされる新しい世代の薬でさえ、これだけ肥えたのだ。服薬を止め、自転車でウーバー配達をするようになって、ようやく元の体重まで戻った経緯がある。
今まで着ていた服がパツンパツンになって、シャツはまだしも、パンツの類は新たに買い直さなければならなくなる。収入がほぼ皆無になるのに、余計な出費がかさんでゆく。
 
なにより、投薬治療中のことを思い返すと、良い思い出が一切無い。
やっぱり止めとけばよかったかな。薬。
 
病院のあとは役所や薬局などに寄り、昼過ぎに帰宅。
 
徐々に風が出てきた。まもなく雨まで。
そのまま、翌日明け方まで台風のような風が窓を叩き続けていた。
 

4月29日(金) 副作用/田舎のバス

ここ3日ほど、抗うつ薬の副作用で何もできずにいた。
やたら眠いのに頭は興奮してフワフワし、呼吸が浅くなる。そこに頭痛と軽い吐き気を伴う。全身に力が入らないので、起き上がることすら難儀。無理に身体を起こせば、マラソンでもしてきたかのような動悸がある。
副作用があることを忘れていたわけではなかった。だけど、服用経験のある薬だったので、あったとしてもそこまで酷くはないだろうと油断していた。
なんのことはない。初めて飲んだときと変わらない状態になったのだった。
ようやく和らいできた感じなので、この文章を打ち込んでいる。スピーカーの整備も再開しなくては。
 
投薬、やっぱりやめておけばよかったかもしれない。
副作用が一通り治まったとしても、結局、動けないのは一緒なのだ。今まで自然発生していた現象が、人為的に誘発される形になっただけ。悲しみや攻撃的な人格への変異から飲酒や運転ができずにいたのが、投薬による制限という理由に置き換わっただけ。
できることとできないことが、事実上変わっていない。
むしろ、通院頻度の増加や処方薬の購入で出費が増えるので、今のほうがマイナスなんじゃないか。おまけに身体はブクブク太っていくし。
 
いったい何が治るんだ? 投薬治療って。
 
なにやってるんだろうと呆れるけど、どうしようもないとも思う。
 
本当にどうしようもなくて、泣けてくる。
 
昨日からの風雨は、午後になっても止む気配はない。
スピーカーの整備をしていたら、渋谷の東急ハンズに用事ができたので、あまり気が進まないけど向かうことにする。今から向かうとすると、帰宅は20時を過ぎるだろう。
 
東急ハンズで用事を終え、帰路へ。
相変わらずの冷たい雨。結局、雨は一日中降っていた。

なんと、自宅最寄りのバス停までの直通バスが、最終便だった。
駅前で特に用も無いのにスーパーの食品コーナーをウロチョロして、さあ帰るかとバス停に向かったら、「最終」の文字が電光掲示板にデカデカと掲げられたバスが発車数分前だった。
あぶなかった。もう少しダラダラしていたらタクシーを使わざるを得ない状況になっていた。
まだ19時半なのになんで? と思ったら、今日は祝日だった。休日ダイヤだと、この時刻で最終なのか。知らなかった。
田舎だから仕方がない。
 
やたら寒い。
春物の格好で出掛けたのに、屋外は10度しかない。
寒いのは当たり前だ。でも、数日前まで夏日だったのにこの寒さは、当たり前になってほしくないな。
せめて気候だけでも過ごしやすくあってほしい。
 

コーヒー

 

ジャマイカ/セントアンドリュー/セントピータース/ブルーマウンテンNo.1

ティピカ。ウォッシュド。シティロースト。
ついに手を出してしまったブルーマウンテン。しかもブレンドではなく、No.1。
結構前、まだコーヒーを常飲していなかった頃に口にしたことはあったものの、特に感動はなかった。数年飲み続けてきた今なら、また違う感想があるかもしれないと奮発。
粒の揃った豆。香りはいたって普通のコーヒー香。挽くと、やや軽めのカカオ風の芳香がある。
淹れたお味は、酸味控えめのバランス系。口当たりはやや軽めだけど、柔らかい甘苦さが持続する感じ。渋みは一切ない。
コーヒーらしいほろ苦いコクは、体調によってはかなり甘く感じることもある。酸味はほんの少し感じられるものの、舌に残らず消えてしまう。
クセの無いちょうど良いバランスがブルーマウンテンの特徴なのだろう。
なにか唯一無二の特別な味を求めて購入しても、特別なのは価格だけで、嘆息するだけかもしれない。
 

ブラジル/南ミナス/パッセイオ農園

シティロースト相当。
カルディで購入。ナチュラルかパルプドナチュラルかは不明。
豆の状態では、程よくナッツ系の香り。挽いても同じ。芳香自体は穏やか。
淹れたお味は、酸味をほとんど感じないバランス系。カラメル系の割としっかりした甘苦さがあり、香りはミルクチョコレートに近い。
前述のブルーマウンテンの風味を強くはっきりさせたような感じで、傾向としては似ている。ただ、若干粉っぽいか。
冷めても風味が落ちないため、ゆっくり飲める。
 

ブラジル/アルコイリス農園/アマレロブルボン

ナチュラル。やや深めのシティロースト。
黄色いチェリー。突然変異種らしい。
豆も挽いた粉も、淹れた状態までもナッツ系の芳香が絶えない。
味は、苦み寄り。ストロングな苦みが口の中を跋扈する。
甘みもそれなりにあるけれど、如何せん苦味が支配的なので隅に追いやられている。温度低めのお湯で淹れるのがよさそう。むしろアイスコーヒー向きか。
同じブラジルでも、前述のパッセイオ農園とは風味がまったく異なる。
久々にブラジル豆らしいコーヒーを飲んだ気がする。
 

書いたもの

 

オーディオ

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(追記分)
 

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読書

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