いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2022年1月 身辺雑記

 

日記

 

1月1日(土) 鶏南蛮そば

表舞台で生きられる人は、それで生きていけばいいよな。
自分はもっと低くて誰からも見えない位置で、いてもいなくてもいいようなひっそりとした余生を過ごすしかない。
 
年越し蕎麦は、カップヌードルの「鶏南蛮そば」。

1月4日(火) ミッション攻略モード

秋葉原に買い出しに向かう。
出掛けたくなかった。朝目覚めた瞬間から感じていた。
それでも、年を越してから何もしていない現状をなんとかしたかった。無理矢理屋外に出る理由を作ったのだ。
 
飯田橋の駅で降りて、かつて鬱病の療養中の期間に定番の散歩ルートだった九段下→神保町→神田→秋葉原を歩いてみることにした。

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「嫌なら帰ってくればいい」と思いつつ外に出て、たいていの場合は用事をこなしてゆく過程で「ミッション攻略モード」とでもいうべき頭の切り替えが働いて、気付けばどうでもよくなっていることが多い。
でも、今日は違った。公共交通機関での移動中も、目当てのお店がまだ正月休みで開いていなくて別の店舗まで歩く最中も、大して食べたくもない昼食中も、ひたすらに気が重く、青々とした冬空とは真逆の薄暗く煙たい頭は、ついぞ一瞬でも晴れることがなかった。
救いだったのは、外気がそこまで寒くなかったことくらい。
 
今日は、そういう日なのだ。そう思うしかない。
でも、今回のような日が、最近増えている気がする。
これからもそうやってやり過ごしながら生きていくんだ。
 
もっと清貧に生きられたら。
 

1月5日(水) たまにある痒み

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