いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/12/02 (木) 徒然

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寝ることしかできない。
 

昔、ヴィンテージ筆記具に興味があって専門店に毎週のように通っていたころ、ある日これと同じ対応をされた。
それがきっかけで、熱が瞬時に冷めて足を運ばなくなり、筆記具からも遠ざかっていった。蒐集品もどんどん手放した。今では考えられないほど結構な額、費やしたんだけどな。
店頭で店員と話しながら買い物なんて勘弁、というスタンスでいた自分が、当時は盲目的に楽しめていためずらしい場だったのに。
 
低空飛行は続く。
 

「毛づくろいのできないサル」を、生かしておかなければならない理由が無いんだよな。人にも。社会にも。
だから、独りで進むよりほかはないのだ。
 
群れを瓦解させられるのは、人ではなくウイルスだった。
一時すごく過ごしやすかったけど、今はまた元に戻ってしまった。人は群れることを望んでいて、やっぱりその通りになった。
今後、崩れることはないのだろうか。その方向に進むしかないのだろうか。
独りでいたい。その望みは、この世では本当に叶わないのだろうか。
 
まだ受け入れられずにいる。
徹底的に打ちのめされるか、限界を超えるか、取り返しのつかないところへ堕ちるまで、気付かないフリをし続ける。
 
配達業務のために外に出る。
意外と寒いななんて思ったけど、もう12月なんだから当然だ。
 
温かい湯船に浸かりたい。