いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/09/25 (土) 音の復元

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スピーカーの修理でMDF板を切るなどしていたら、1時。
 
シャワー浴びて寝よう。
 
なんだかんだ横になったのは4時。
 
10時半に起きる。
なんだかまた、夜型になってきたのかもしれない。

はい。
 
YAMAHAのスピーカー「NS-10MX」のコンデンサーを交換してから、1週間が過ぎた。自分の耳が慣れてきたのも多分にあるけど、コンデンサー交換当時と比べて音が変化してきた。

morning-sneeze.hatenablog.com

内部のスピーカーネットワークに使われている古いアルミ電解コンデンサーを、すべてフィルムコンデンサーに換装した。そこから手元をAVレシーバーに電源ONで常時繋ぎ続け、通算100時間以上ドライブさせてきた状態。
 
中音域のスピード感がだいぶ戻ってきた。当初はおとなしめでパッとしない音だったけど、70時間経過あたりで聴感で判る程度にまで鳴ってくれるようになった。
このスピーカーの持つウーファーのストレートコーンの放つ"軽妙な勢い"が長所なのに生かしきれず、ずっと気掛かりだった。音が戻らなければ別のスピーカーに乗り換えようと考えていたくらいだったので、本当に良かった。しなる鞭のようにパツパツ発する乾いた音が心地よい。
ただ、オリジナルの電解コンデンサーの頃にあった勢いにはわずかに届いていない印象。優等生っぽい整った性格の音なので、そちらに寄った感じ。このあたりはコンデンサー自身の特性が出ているのかもしれない。
ウーファー側については、あえて電解コンデンサーのままにしてもよかったかもしれない。
 
併せて、低音も聴こえるようになった。もともと低音域は弱い機種だけど、フィルムコンデンサーに替えた直後は全くと言っていいほど出ていなかった。内部の吸音材の入れ方を間違えたかと疑ったくらい。それが、中音域の復活とともに聴こえるようになってきた。
低音にあたる周波数帯は手を入れていないはずなのに、なぜ変化があったのかがわからない。
 
高音は、当初聴き疲れするくらいキリキリ鳴っていたのが、ある程度落ち着いてきた。
パソコンのWASAPIでCDを再生したりすると、アコースティックギターやクラッシュシンバルなどのアタックに含まれる不快な倍音成分のようなものが気になっていた。これがいつのまにか丸くなっていたのだった。
通電し続けたコンデンサーの特性変化かもしれないけど、これは単に自分の耳が慣れただけの可能性もある。
 
これで発売当初の音に復元されたとは思っていないけど、狂っていたコンデンサーの静電容量が正されたので、ある程度は近づけたのではないだろうか。
 
今は、先週NS-10MX修理中の代替として鳴らしてみて音の良さに驚愕したJBL XE-1」の改修に手を付けている。こちらもフィルムコンデンサーに替えている。はたしてどんな音になるのか。
 

何をもって「メンタル」と呼ぶのだろうね。
 
午後はスピーカー修理の続き。
 
夕方から配達業務。久々に需要が戻ってきた。いつもこれくらいだといいのだけど。
それにしても、今日の駅前は人が異様に多い。何かイベントでもあったっけ?
 
冷蔵庫の中で痛む前に腹に入れておこうと、とんかつ弁当を平らげる。
弁当を丸々一枚食べるの、久しぶりだな。