いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/08/17 (火) オペアンプ

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なにもしたくない。
 
雨なので外に出ず、それまでしていた数時間のサイクリングを数日しなくなってから、すっかり身体が運動を拒否するようになってしまった。
だけど、本来はこれが正常なのだ。衰弱の原因になっていたのだから。
日々の健康と引き換えに、収入がゼロになるだけのことだ。
 
動画を投稿した。
USB-DACオペアンプを交換してみると、アクティブスピーカーの出音にどのくらい変化があるのか確認してみた。
 
FX-AUDIO-のUSBバスパワーDAC「FX-04J+」は、作業スペースのパソコンに繋いで主に作業中のBGM再生に利用している。デフォルトの状態でそこそこ聴き続けて、耳が出音に小慣れてきたタイミングでオペアンプの変更を決行してみた。
生だと結構違って聴こえるのだけど、マイク収音だとあまり差を感じ取れないな。
 
このDACに搭載されているオペアンプは、差動変換部1つと左右独立のLPF回路部1つずつについては8ピンソケットとなっていて、容易に交換できるようになっている。オーディオに定評のあるいろんなオペアンプに乗せ換えてみたかったのだけど、どの回路のオペアンプを換装するとどの程度変化があるのかわからなかったので、まずはそちらを試してみることにした。今回の動画は、その結果を示したものだ。
 
既存のオペアンプは、差動変換部とLPF部共にTexas Instrumentsの「TL072CP」。
交換に使ったオペアンプは、同社の「LME49720NA」。以前秋葉原に行ったときに確保しておいたもの。インターネットで検索すると、素直で透明感のある音を出すと評されているようだ。
スピーカーは、JBLの「104-BT」。エクステンションスピーカー用ケーブルを専用のヒビノ製ケーブルに引き替えている。

morning-sneeze.hatenablog.com

 

作業内容は以下の通り。
  • 差動変換部のみ換装
  • LPF部のみ換装
  • 全換装
デフォルトのTL072CPは、低域が良く出る。ベースの音がグリグリと鳴るので、用途を限れば気持ちの良い音を聴かせてくれる。対して中域はやや曇り気味。これは購入当初から気になっていた点だった。
まずは差動変換部のみ換装した場合。音としてはそれほど変化が無かった。やや中高域が出てきたかな、という程度。
次にLPF部のみ換装した場合。聴き比べた結果、LME49720NAはLPF部に搭載したときに音の変化が大きかった。レンジが少し広がり、特に低い音がさらに下まで出るようになった。TL072CPにあるややノイジーな感じも消えて、スッキリした印象の音。
全て交換すると、低域が引っ込んで中域の見通しが良くなった。500から1kHzの周波数帯域に音量感とキレが加わり、ボーカルやエレキギターが明確に前に出てきた。「HiFiでバランスの良い音」という評価は、たしかにその通りだった。
ただ、3kから5kHzあたりにかけてやや癖があるようで、高域が少し煩わしく聴こえる場面もあった。このオペアンプ特有のものだろう。バランスとしては、差動変換部はTL072CPのままにしておくのがベターな気がする。
加えて、オペアンプ本体に熱を持っているのも気になる。発振しているのかもしれないけど、設備が無いのでしっかりした確認が取れない。ヘンなノイズは無いし、発熱といってもほんのり暖かい程度だから、無視してもいいのかもしれないけれど。
 
この結果を踏まえて、今後このDACオペアンプ交換をする際はLPF部にLME49720NAを据えて比べてみることにする。
 
なにもする気が起きない。
17時までボーっとしていた。
 
夕方から配達業務。
しかし、ピーク時間帯真っ只中で、出前館のサーバーがダウン。またか
こうなると手も足も出ない。ウーバーに切り替えたけど、結構強い雨も降りだしてきて、萎えた。
店仕舞い。
 
びしょ濡れになりながら、缶ビールと鯖のフライを買って帰る。
揚げた魚なんて久々だな。そもそも魚自体全然食べていなかった。