いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/06/15 (火) マットレス

f:id:morning-sneeze:20210615225820j:plain

9時に起床。
昨日よりマシだけど、フワフワした感覚とドロリと重たい身体はそのまま。朝っぱらから酔っぱらっているような感覚。
今日も昼間は何もできないのだろう。
 
気が付いたら13時。
 
違和感はあったのだ。
「ベッドのマットレスが欲しい」なんて、本当に欲しくても普通は言わない。ましてや、愛用しているものとわかっていたはず。
それについて当時、引っ掛かるものはあった。あったけど無視した。一人暮らしを始めた当初、自分の給料でそれなりに良いものを買って、引っ越しても買い替えず、ずっと使ってきたのだ。唐突に「それをくれ」なんて言われたところで、「嫌だよ。アホ言うな」としか返しようがなかった。でも、具体的に指定してコレをくれと自分に告げること自体、珍しいことだったのだ。
もしかしたら、ダメ元ではなくて本当に喉から手が出るほど欲しかったのかもしれない。使っているマットレスが身体に合わなくて、眠れなくてつらかったのかもしれない。そこで気を遣って差し出すのが、親孝行だったのかもしれない。断られて、悲しかったのかもしれない。
毎月払う家賃が惜しくなって、一人暮らしをやめる決意をした当時の自分に、慈愛とか労りという言葉は存在しなかった。それまであった身の回りのものをほとんど捨てて、最小限の荷物を実家に担ぎこんだ。これ以上捨てられないもののひとつに、マットレスがあった。それほど気に入っていた。今でも使っている。替えが効かないと思っていたのだ。
今思えば、手土産代わりにあげてしまえばよかった。それくらいはしてしかるべきだった。それで少しでも身体が休まるなら、自分という存在が家にいることについて気が紛れるなら、どうぞ使ってくださいと気前よく渡せばよかった。
 
気が付いたら15時。
 
仕事の前に100均ショップに寄りたいので、少し早めに駅前に出向く。身体を動かしても調子が戻らず、買い物を済ませた時点でさっさと帰りたかったけど、とりあえず配達業務を始めてみる。朝食か昼食かよくわからない時間に菓子パンを2つ食べただけなので、走り出す前にコンビニでおにぎりを一つ買い、頬張ってから。
稼働している配達員が多め。明日は雨予報だからだろうか。出前館の早押しゲーム参加者が多すぎて、オファーをなかなか掴めない。
それと、鳴るタイミングがことごとく合わない。「その注文、あと5分10分早く鳴ってくれれば取りに行けたのに」というものばかり。
惨敗。すぐに帰ればよかった。
 
昨日からカスタムキーボードの組み立てを始めている。ただ、途中で以前発注していたスタビライザー潤滑用のオイルが到着間近との連絡を受けたので、実際に組み立てる直前のパーツの観察で止まっている。
今日到着するのかなと思っていたけど、どうやら違うらしい。
 
明日の天気がコロコロ変わる。
雨が降っていなくて、朝ちゃんと起きられて、体調が良ければ、資材の買い出しのために都内に出掛けたい。