いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/05/18 (火) できることはない/虚無の形容

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深夜に味噌汁を飲む。
引っ越してきたこの部屋は、湿度はそれほどでもないのにやたらと蒸し暑い。ひたすらに汗をかく。水分の補給ばかりではなく、ミネラルも摂取したほうがいいだろうと思ったのだ。
 
朝。身体の怠さが増大している。しばらく布団から起き上がれない。眠った後のほうが疲れている。
今日も覚醒時間が一時間近くあったようだ。睡眠がどうにもうまくいかない。
 
動かず休んでいたいけどそうもいかない。夕方から雨の予報なのでその前に配達業務をする。
ただ、最近昼間は出前館の鳴りがイマイチ。ときどき近場のオファーを受けることができるだけで、コンスタントに配達できない。こうなるとどうしてもその点が解消されるウーバーに流れてしまう。されどウーバーは送迎料が低い。結果、走行距離の割に大して稼げていない。
これ以上できることはない。風が強くなってきたのでさっさと帰宅。
 
疲れた。
遅めの昼食は弁当と味噌汁。食べ終わると途端に眠くなる。堪えきれそうにないので、夕方まで仮眠。
結局今日も日中はサイクリングしかしていないことになる。なんとかしたいけど手立てがない。
 
玄米カレーを食べたら体調が少し良くなった。甘いクリームもしょっぱいスープもダメ。やっぱりカレーなのか。
栄養ドリンク代わりにカレースパイスを常備しておく生活になりそう。
 
予報通り雨が降りだしたけれど、風は収まった。これなら夕方から稼働してもよかったな。
 
動けるようになったので、コーヒーを淹れてドーピング。
グアテマラ/アンティグア/ラ・アゾテア農園。SHB。ウォッシュド。やや浅めのシティロースト。
定番のグアテマラ・アンティグア。豆の状態で少しスパイシーな香り。挽くとより際立つ。
淹れたお味は、酸味控えめのバランス系。若干浅煎り寄りの焙煎にしては酸味をあまり感じず、程よい苦味とメロンや苺のような甘みの親しみやすいコーヒー。意外とボディがしっかりしており、飲みごたえもある。
お湯は90度くらいで淹れているけど、もう少し低めだとさらにバランス良くなるかも。
 
ここ最近どうにも虚無感が先鋭化してきている。存在理由は何も無いことをありありと示されているような。「無」がより傍に寄り添うようになったというか。
それは歳をとったからなのかもしれないけど、加齢とともに徐々に実感していくのではなく、ある時急に降りてきた。頭で理解していたことが現実味を帯びてパースが鮮明になった気がする。
固有の時間はでっかい注射器のような長細い筒状のもので、その内容物が自分。小さな吐出口があるから呼吸はできるけど、それ以外は何もない。外部からも内部からも干渉はできない。しかし、突っ立っていると、ピストンによってシリンダーの中をグイグイと押されていく。当然それに抗えず、しだいに吐出口に近づいていく。自由に動ける空間が徐々に狭まっていくのを、指をくわえて見ているしかない。そして最後は、押し潰されるように吐出口から強制的に出される。そんな感じ。
抽象的過ぎて気持ち悪かったものがある程度形作られ、変に感傷的にならなくなったのかもしれない。ただ、いったい誰がピストンを押しているのだろう、とは思う。出された内容物の行く末もわからない。
わかったところで何だということではあるのだけど。これについても、できることは何もない。
 
音楽でも聴こう。最近Altanをよくかけ流す。
The Gap of Dreams

The Gap of Dreams

  • アーティスト:Altan
  • 発売日: 2018/03/02
  • メディア: CD
 

 

明日も雨らしい。病院外来の予約を入れたのに。