いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/05/07 (金) 加熱式たばこ臭い/次の引っ越し

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インターネットでメカニカルキーボード用キーキャップセットを眺めていたら2時。
昨日夕飯に焼きそばを食べたからか、やたらと喉が渇く。水をちびちびと飲みながら就寝。
 
昼に配達業務。ウーバーも出前館も、天気が悪い割には鳴りが今一つ。
帰りに値引きされた弁当を買っていく。大きなイカフライが乗っかっている。
弁当、引っ越してから始めて食べる。今までパンばかりだったな。
 
その後、申し込んでいた光回線の引き込みをキャンセルしたり、住所変更が必要な諸々のサービスの手続きをしたりした。
 
夕方から本格的に雨。
 
隣の部屋の住人がたばこを吸い始めると、その臭いがこちらの部屋にも侵入してくる。そもそもこのアパートって、喫煙はOKだったっけ。
引っ越してからというもの、部屋で過ごしているとふとした瞬間に異臭を感じることがあった。正体が何なのかしばらくわからないでいたけど、隣人が外から帰ってくる音が聞こえると、しばらくして臭い始めることがわかった。居ないときはまったくの無臭なのだ。ケミカルな臭いからして、紙たばこではなく電子たばこや加熱式たばこの類だろう。
臭いに人一倍敏感な自分にとって、なかなか耐え難い。しかし、どこから臭気が流れてきているのか掴めないでいる。窓は締め切っている。パッシブの通気口的なものはない。キッチンの換気扇を回すと多少改善されるけど、臭いが無くなるわけではない。見ただけでは気付けない隙間がどこかにあるのだろうか。古い建物だし、気密性がよくないのだろうか。あとは洗濯機の排水ホースが繋がっている排水口と、キッチンシンクのそれだ。でも、これらはいずれも違う気がする。近辺に臭いは感じないからだ。
 
以前住んでいたマンションでは、こんな現象はまったく無かった。知りうる限り、住民に喫煙者はいなかった。「たばこ臭い」と感じたこと自体記憶にない。
住環境のレベルを下げると、予想できない弊害が発生する。安アパートに住むこと自体、相応の人間がご近所さんになることを覚悟しなければならない。本件もその一つ。お金が無いから仕方がない。賃料の高低と住環境のレベルはリンクしている。住みやすさをお金で買っていたともいえる。
 
ここから去りたい。引っ越して数週間で早くもそう思い始めている。ただし、次に引っ越すときは人がいない場所にしたいとも思っている。都心部からだいぶ離れた不便な場所を選んだのは、家賃が下がるのもあるけれど、いずれ人や建物が密集した環境から離れるための予行練習でもあり、都会に依存している今の生活習慣を無理なく徐々に変質させていくことを狙っている。
それに、今回のように、もう自分の住処を他人の生活や環境に合わせるような真似はしたくない。
それがいつになるかわからないし、結果的にそうならないかもしれない。目標とすると縛られて苦しいからあえてしない。だけど、そのほうがいいとなんとなく感じている。正解である気がする。それにはまず、今の収入源である配達業務から手を引かなければならない。
出家や蟄居とまではいかない、程よく俗世から離れた生活をしてみたい。
 
日付が変わる頃、雨はすっかりあがった。