いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/03/24 (水) 春って感じがしない/自分の強み

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深夜。
以前よりメカニカルキーボードのスタビライザーのノイズが気になっていた。気が向いたので、キーボードを分解して潤滑化をやり直すことにした。
ステムはそのままにして、ワイヤーに塗布するグリスをタミヤの「Fグリス」から定番のPermatex「PTX22058」に変更してみる。
結果、だいぶ改善された。界隈でよく使われているだけあるんだな。
ただし、スペースキーの動作不良は直らなかった。
もしかしたらスプリングの反発力が弱いからではなくて、スタビライザーのグリスアップの不具合に起因しているのかもしれない。実は潤滑剤を塗布しなおせば直るんじゃないか。そんなことを期待していたけど、処置後も変化はなかった。
 
昨日は頭痛がほぼ発生しなかった。今日以降もこの調子でいてほしい。ただ、相変わらず眩暈はあるんだよな。
 
朝食は菓子パンひとつ。
 
外は快晴で気温が17度くらいあるらしいけど、そこまで暖かいという実感はない。自転車で走っていると次第に顔面が冷たくなってくる。
 
あまり春って感じがしない。
 
頭痛がやっと引いてくれた今のうちに、しばらく行っていなかった温泉に向かいたい。
昼の仕事の後に出掛けようかと思っていたけど、なかなか長距離配達が多く妙に脱力してしまい、結局断念。このまま湯船に浸かると回復どころか逆に体力を持っていかれて余計疲れてしまう気がしたから。
帰宅後、椅子に座ると一瞬で眠くなる。四肢の動きも鈍重。疲労が溜まっているようだ。運動量はさほど増えていないので、引っ越しのための連日の手続きが精神面で負担になって堪えているのだろう。
頭痛の再発が怖いけど、ここは素直に仮眠をとったほうがいいのかもしれない。
 
温泉に行かない代わりにシャワーを浴びよう。
 
もっと本が読みたい。
 
夕方。眩暈が強くなりはじめる。
ああ。今日もやっぱりダメなのか。
こうなれば、もうどうにもならないことはわかっている。このまま受け入れるしかない。
それでも一縷の望みで布団に横になってみる。
 
18時。頭痛と吐き気も始まった。
結局今日もここ最近の典型的なパターンにハマったのだった。
今週は忙しくてまとまった時間が取りづらいから、たまたま何も予定がない今日は夜の配達業務もしたかったのだけど、諦めるしかない。
 
何も食べたくない。食べられない。
部屋内で歩くと手先がいろんなところに触れて何かしら物を落とす。こりゃイカン。
近所の自販機まで行きスポーツドリンクを買う。あとは、空腹になれば家に常備のカップそばでも食べていよう。
 
気落ちしていくのがわかる。
誰と比べても、自分は本当にダメな人間だな。
資産が無いのに碌に働こうともせず、ただ目の前にある時間を消費していくだけ。人と関わらずに生きていくならお金が必要なのに、稼ぐどころか赤字垂れ流し。本が読みたいなんて言っておきながら、手に取ることはおろか見向きもしない。何かに特化しているわけではなく、人並みのことができないのにできるようになる努力もしない。メカニカルキーボード弄りなんてしている場合じゃないのに、緊張感を持てず現実逃避でつい手を出してしまう。死にたい死にたいとつぶやいておきながら未だに生存していて、こうしてダラダラと日記を書いていたりする。
 
逆に、自分の強みは何だろう。
独りでいられること。長い時間独りでいても寂しがったり苦しくなることはなくて、むしろ精神が安定するからそれを望んでいたりする。最近の社会のトレンドに乗っかりやすいのは強みかもしれない。「孤独に耐える」感覚が理解できずにいる。
でも、これだって現代においてはマイナス要素でしかないんだろうな。いくらコロナで生活様式が変容して家に居ることが推奨されたといっても、それは結局「そのうち元に戻るから」ということを前提としている。「独りでいるのは負だ」ということを含意している。できれば避けたいことなのだ。
だから、いくら独りでいることが得意だといってもプラスの評価はされない。うかつに主張しようものならその場で忌避される。
 
「強み」って結局のところ、社会というあやふやな大きな視点から見て判断しなければならない。自己分析にとどまらないメタ認知というヤツだろうか。よくわからない。強いってなんだろうね。
そもそも社会の枠に入らなければ、水槽の中に居るほかの魚たちとうまいこと共存しなければ、強いも弱いも無い気がしてきた。
 
体調が悪いと日記に書き込む量が多くなる。控えよう。