いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

2021/01/30 (土) 「すごい」

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夜。重たい眠気が少し晴れて、動けるようになってきた。
 
やっと読書をする気になった。
 
コーヒーを淹れる。
エチオピア/イルガチェフェ/ゴティティ。ナチュラル。フルシティロースト。
豆の状態からすでにベリー系の香り。挽くと、ワインやブランデーのような洋酒の芳香が、「本当にコーヒー豆なのか?」と混乱するほど強烈に広がる。
淹れたお味も、華やかかつクリーンなもの。芳香と甘みはブルーベリーや巨峰。酸味はスウィーティーのような柑橘系。フルーティーな甘酸っぱさと、穏やかな苦味。冷めてもイケる。
エチオピアの豆は「イディド」や「ハロ・バンディ」を気に入ってしばらく飲んでいたので、この風味自体に特段驚くことはないのだけど、一般的にイメージされるであろうコーヒーから離れた風味を持つゴティティを、誰かに飲ませて反応をうかがいたくなる。
"当たり"のナチュラルは、本当に美味いんだよな。ここひと月くらい苦味寄りのコーヒーばかり飲んでいたから、ひとしおだ。
 
日記を書く分量が増えている。調子が悪い証拠。
500文字くらいでサラっと書きたい。
 
あれだけしたがっていた読書も、始めるとすぐ飽きてしまい30分ちょっとで放り出してしまう。
なんだかな。
 
夜はいつまでも元気。昼間の気怠さが噓のよう。
でも、さっさと寝なければ。結局今日も3時をまわっている。
 
変な夢とともに胸が圧迫される感覚で目覚める。
夢の内容は起床の瞬間忘れた。ただ、息苦しい状況にいた。それだけ覚えている。
 
白湯を飲む。
 
疲労が抜けていない。
 
「すごい」という単語を安易に言いたくない。
一般的で聞きなれているのをいいことに、感想が無いのを誤魔化すために口にしてしまう。もっと的確な、言葉の綾が使えないから。
「すごい」と言うと、それだけでなんとなく相手を暗に認めているようなポジティブな印象になる。傲慢なもので、そんな期待を投げかける側がしている。常套句だからこれで返事しておこう。みたいな。
ただ、コミュニケーションの癖として流れで言ってしまうのは違う気がしてきた。「すごい」は、もっと上位の、理解が及ばず絶句するようなときに使いたい。それ以外は別の言葉で表現したい。
とりあえず言っとけばいいだろ、みたいなのは止めたい。
 
昼間は、本当にダメだ。目が覚めてからずっとボーっとしている。
夜と昼は別人だ。
 
何もせず昼が過ぎた。
 
今月は本を一冊も読み終えていない。なんとか今読んでいるものだけでもと思っていても、本を開くと意識が飛ぶ。どうしようもない。
 
昼食はまたカレー。
 

なんだそれ。怖ろしいが過ぎる。
子供は絶対持たない。
 
Amazonのタイムセールを覗く。
精密ドライバーのセットを買う。先日の自作パソコン制作中、ナットドライバーが欲しい場面があったから。
 
脚、回復しないな。揉んでも伸ばしても、何してもダメだ。

 

automaton-media.com

へー。
新パソコンで動作確認しようと久しぶりに触ったら、操作を忘れていて思い出すのにちょっと苦労した。
あと、こんなに難しかったっけ。
 
悲しみが降りてくる。
 
夜にウーバー配達。
ピックアップ先に到着してもなぜか調理が進んでいないお店が多くて、待たされることが判明次第キャンセルしていたら、2時間当たり4件しか配達できなかった。
なんだか惨めで馬鹿らしくなってきた。ただのサイクリングになってしまった。せっかく体調不良をおして出てきたのに。早々にアプリをオフラインにして、さっさと帰ることにした。
本当に、何をやっているのだろう。
 
帰りに寄ったスーパーで野菜サラダが安かったので、ここぞとばかりに購入。野菜をたくさん食べたかったのでちょうど良い。チーズも買って、正月用に用意したけどほとんど飲めていない日本酒とともにいただく。あまり飲むと睡眠が浅くなるので、一合程度にしておく。
 
仕事、はやく辞めたい。
 
はやく楽になりたい。