いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/12/07 (月) スシロー/完全自殺マニュアル

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体重がさらに増えている。
筋肉量も少しだけ増してはいるけど、体脂肪率が先月から5%ほど増えているのが気になる。
本当に運動不足なのだろうか。でも、運動量をこれ以上増やすことはできない。
では、さらに食事量を減らさなければならないのか。カロリー不足でまた頭痛が発生しそうだから、これも避けたい。
加齢により代謝が落ちている可能性もある。これが原因ならどうしようもない。
それとも季節的なものだろうか。気候変動による体重の増減は、今まで経験したことないのだけど。
自己管理にも限界があるな。

昨日と同じ体調のまま目が覚める。ダメだこりゃ。

AmazonKindleのポイント還元セールが始まった。
3冊買う。

いろんなものに手を出し過ぎた。
サイクリングと読書だけ。この程度がちょうどいい。
わざわざ重荷を背負うことはしない。どうせどこにも持っていけない。

先週行かなかった温泉に行く。
週明けの昼間だとかなり空いている。今度からこの時間帯を狙っていくか。
湯に浸かる前に施設備え付けの体重計に乗ってみる。すると、自宅で計測した値より3kgも少ない。どういうことだ。

近所にスシローが新規オープンしていたので、遅めの昼食で入ってみる。
スシローは現在までの生活圏にまったく無かったため、かなり前に数える程度しか利用したことがない。
最近開店したばかりだからか、平日にしては客入りがあり、家族連れも多い。
たまに利用するはま寿司と比べると、内装の配色に赤やオレンジの暖色系が多く取り入れられていて、なんとなく喧しい。
店内放送も賑やかで騒々しい。けっこう毛色が違うものだな。どの店舗もこんな感じなのだろうか。
肝心の寿司は、はま寿司のそれよりも美味い。ネタは同様に小さいけれど冷凍臭さは意外と無く、風味を感じられる。
自分にとってはむしろこちらがメインであるサイドメニューのフライドポテトも、よりジャンキーで良い。萎びてフニャフニャなものではなく、割としっかりとスティック状を保ったサクサク感のあるポテトだ。
締めにホットコーヒーを頼んでみたけど、これは驚くほど不味かった。後で家で淹れ直そう。
値段が変わらないなら、当然美味しいほうがいい。ちょっと遠くなるけど、回転寿司に行くなら今後はこちらにしようかな。体重が増加傾向なので、次回はいつになるかわからないけど。

本を読みたいけど、今日は昼寝をしようかな。体調の復調に専念したほうがいいかもしれない。

夜。夕食はとりあえずカレーを作る。
本当は何も食べたくない。でもカレーくらいならいけるかな。そんな感じ。

別の本と並行して読んでいた「完全自殺マニュアル」(著:鶴見 済)を読み終える。

完全自殺マニュアル

完全自殺マニュアル

  • 作者:鶴見 済
  • 発売日: 1993/07/01
  • メディア: 単行本
 

初版発行が1993年。今回届いたのが第115刷。今なお売れているベストセラー。
書名だけは知っていて、いつか読みたいと思っていたけど、最近たまたま縁があって入手した。
この本の冒頭に、

この本には1冊まるごと、自殺の方法だけが細かく細かく書かれている。
(「はじめに」より)

とある。
嘘偽りなくその通りの本で、この自殺はこうすればいいという説明と評価、既遂と未遂の人間はそれぞれどうなるのかなどが、データとケーススタディをふんだんに交えて逐一記載されている。
相当のインパクト。少なくとも自殺を考える人にとっては、大著であるのは間違いないと思う。
「生きようぜ!」というメッセージが微塵も出てこないし感じられない。淡々と自死に向き合うガイド役に徹している。
ただ、27年前の記述であり、改訂がなされていないため、ちゃんと調べてはいないけど内容が現代でそっくりそのまま通用するかといえば、だいぶ怪しい。それでも、ここまで情報を集めて書籍化したことに、畏怖の念を抱かざるを得ない。
「生のストーリー」に乗っていかないとやってられないから仕方がないのだけど、ストレートに「死んでもいいじゃないか」とうたう本は、本当に少ない。
最近ニュースなんか眺めていると、誰かが自殺した場合その事実を隠そうとする動きがみられるようになった。これだけ表現の自由だ、尊厳死だなんだと騒がれるのに、こと"死に方"に関しては公にすることそのものを許すまじとする雰囲気が強まっているように感じる。不思議でならない。
これらの意味で、この本は貴重だ。

こういう本を書こうと思ったもともとの理由は、「自殺はいけない」っていうよく考えたら何の根拠もないことが、非常に純朴に信じられていて、小学校で先生が生徒に「命の大切さ」なんていうテーマで作文を書かせちゃうような状況が普通にあって、自殺する人は心の弱い人なんていうことが平然と言われていることにイヤ気がさしたからってだけの話だ。
(「おわりに」より)

これなんだよな。並行して読んでいた本で抱いた感想は、ここにも繋がる。
「死ぬな」とか「死ななくてよかった」というメッセージやストーリーを語る人はゴマンといる。そりゃそうだ。「死んでよかった」と口にする生きた人間が何人もいるほうがおかしい。
「生きててよかったよー」なんてポジショントーク、そんなお話を死にたい人間が聞いたところで、いったい何だというのだ。自分を殺すことは他殺だとか、自分を殺せば他者の中に生きる自分も殺すことになるとか、どうやったら死ねるのかを考える人間にとっては本当に、本当にどうでもいいのだ。
人が生きていく方法を考えるのと同様に、死ぬ方法だって考えてよいはずだ。
読んでいてふと思い出したのが、以前Twitterだっただろうか、漫画「こち亀」で両津勘吉が自殺する人間について語るコマが切り抜かれているのを見かけたこと。
そこには、未来へ進む道がまず「生きる」と「死ぬ」の分かれ道になっていて、「死ぬ」方面には立ち入り禁止の立て看板で道を塞いでいて通れないような表現になっていた。要は安易に死を選ぶなということらしい。肯定的な反応が多かったように記憶している。
本書は、その看板をあえて乗り越える。なぜ立ち入り禁止となったのかも含めて、その先を教えてくれる。そういうガイドブックだと思う。
現代版、出してくれないかな。

note.comいいな。
小型コンパクトカメラ、欲しくなる。スマホがあるんだから、どうせすぐ使わなくなるのに。
でも、「IXY DIGITAL 10」のレンガみたいに角ばったデザインが好みなんだよな。発売当時一目惚れして、買うかどうか相当悩んだ記憶がある。
この形状で現行性能を積んだモデル出してくれないかしら。