いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/10/27 (火) 箱鳴り? スプリングノイズ?

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深夜1時。思い立って風呂場の掃除をする。
なにをやっているのだろう。
結局寝たのはいつもと同じ、2時だ。

朝。
眠気が取れただけ。疲れはまだ残っている。

先月からひたすらメカニカルキーボード「Keychron K8」の改良に勤しんでいる。

morning-sneeze.hatenablog.com

morning-sneeze.hatenablog.com今は、打鍵音の改善に取り組んでいる。タイプするとキースイッチの動作音に紛れて鳴る甲高い不快な音を消したいのだ。
今までこれは、キースイッチ自体が発している音だと思っていた。押し込んだ指を離した後、ステムがスプリングの反発で元の位置に戻る際に、トップハウジングの内側にぶつかりステムが定位置に停止する音だと思いこんでいた。
だから、キースイッチの交換で解決できるものと断定し、最適なスイッチを探し続けてきた。
しかしそれは勘違いだった。
この現象は、ケースの箱鳴りである可能性がある。
たしかにキースイッチからも発音がある。それとは別に、ステムとトップハウジングの衝突時と底打ちする際に、キーボード全体から残響のようなチープな音も同時に鳴っていることに気がついた。
どうやらキースイッチの発する音がABS製のケース内で反響しているらしい。試しにケース自体を横から指で物理的に叩いてみると、「カーン」というディレイのかかったような音がする。
これを解決するにしても、キースイッチからボードに伝わる衝撃を緩和するようなパーツを付加するだけでは、焼け石に水である気がする。反響の原理がイマイチわからない。やっぱり、堅牢なケースに乗せ換えるのが確実だろうか。
心地よい打鍵音を追及するならケースの選定にまで踏み込まなければならないのか。奥が深い。

youtu.beでも、K8は本体左サイドに物理スイッチ類が集中的に配置されているから、分解ができたとしても中身をそのまま別のケースへ乗せ換えることはできない。どうしたものか。
キースイッチ側をいじるか。それともさらに分解して、プレート側に何らかの手を入れられるのか。あるいは、反響を防ぐような吸音材をプレート下に敷き詰めるのも手かもしれない。
一日かけてキーボードの改良をしてみたい。
それにしても、ここまで改造するならパーツを集めて一から自作キーボードを組み上げたほうが安上がりだったな。拘りだすとキリがないから、仕方がない面もあるけど。

腹が減るも何も食べたくない。

昼過ぎ、モヤモヤしながらYouTubeでキーボードカスタマイズの動画を観て漁る。
すると、

youtu.be午前中ひたすら考えていたけど、あれ、箱鳴りじゃなくてスプリングノイズの可能性もあるのか?
となると、解決するには動画にある通り、キースイッチ内部のグリスアップを施さないといけなくなる。
「Lube」は、なんとしても避けたかった。非常に手間がかかるから。
でも、それをすることにより打鍵音が劇的に改善しているのを目の当たりにしてしまうと、せざるを得なくなる。
早速フッ素入りグリスを注文。また、キースイッチ内部の細かく入り組んだ構造に塗布するため活用できそうだったので、マイクロアプリケーターも購入してみる。

すでに発注済みの新しいキースイッチが届いたら、時間を作るとしよう。
しかしさらに、

youtu.beこの動画に登場するメカニカルキーボード、Keychron K6の内部はスカスカだ。隙間をEVAフォームで埋めて対処している。
もしK8も同様に空間だらけであるとすれば、箱鳴りの可能性も十分にあり得る。
ここまで来たら両方試すしかない。

そろそろキーボード改良も大詰めか。

今日こそは早めに寝よう。
明日は、注文していた電動自転車が納車される。