いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/07/10 (金) ミネラルザワールド

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実家に向かうつもりでだいぶ前から今日まで心構えをしていたけど、出発直前に先方の都合で見送ることが決まった。
助かった。でも、先送りになっただけだ。

一つ予定が無くなったので、夕方行くつもりでいた「ミネラルザワールド」に前倒しで向かうことにした。

www.mineraltheworld.com特に目的はない。先日Twitterでたまたま情報が流れてきて、開催日時も場所も近かったので気になっただけだ。
みなとみらいなんて、ウーバー配達で出向く以外まったく行かなくなっているので新鮮だ。
11時ごろ会場到着。しかし入場制限がかかっていて待機列が出来ている。並ぶのが嫌いなので途端に萎える。
止めて帰ろうか迷ったけど、たぶん今回が最初で最後だろうと考え、並ぶことにした。入場受付までちょうど1時間かかった。

場内の様子

小さい頃から、天然石が好きだった。
綺麗に磨かれたものもゴツゴツした原石も、単品でもアクセサリーとして加工されたものでも、眺めているだけで「こんな美しいものが地球に存在するのか」と神秘を体験するような気分にさせてくれたのだった。
それは今でも変わらない。どうしてこんなものが作り出されるのだろう。どうしてこれを「美しい」と感じるのだろう。
といっても石をコレクションしているわけでもないし、アクセサリーの類は身に着けないし、手に入れたところで有効活用できる見込みも無いから、傍から見ても自分みたいな人間がどうして展示即売会にいるのかわからない。

制限されているとはいえ、人が多い空間に滞在し続けるのは気力の消耗が激しい。30分が限界で、すぐさま会場を後にする。
そのままなんとなく、みなとみらいの街を歩いてみる。お昼時なので、良さげなカフェでもあればよいなと思いながら。
荘厳な建物が多い。そして「なんとかかんとか発祥の地」みたいなのがやたら目につく。

みなとみらい

見つけたカフェや喫茶店の店先まで訪れては、メニューを見て「値が張るな」と尻込みし別のお店を探し始める。それを繰り返して歩き回っていたら、また1時間経っていた。近頃は外食のお値段がめっぽう高く感じてしまって、おいそれと利用できなくなっている。
ずっと立ちっぱなしで疲れてしまった。即刻自宅に戻って保存してある弁当でも平らげようかと頭をよぎったけど、ここまで来て何もしないのも癪だ。
結局スタバでコールドブリューを頼み、帰路に就いた。

雨は降ったり止んだりを繰り返している。

あとは郵便物を送り出したり、Amazonのセールを眺めたりした。