いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/05/10 (日) 不動産屋に行く

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朝もや漂う雲の多い日。暑くも寒くもない。
こういう天候は結構好きだったりする。

予定通り、今日は不動産屋に顔を出すことにする。
人と交流しなければならない。気が重い。社会人として振舞うためのエネルギーをごっそり持っていかれる。本当なら仕事のために蓄えなければならないのに。

昨日ほどではないけど、強風は相変わらずだ。

降り立った駅から目に入った適当な不動産屋に入る。
途端に予約の有無を訊かれる。無論していない。何だか様子がおかしい。
物件の希望条件を伝える。すると、予約のない場合は物件を探すことも案内もできないという。えー。それは、予約の有無を訊ねた時点で話すべき事柄でしょう。いいけど。
自粛の影響だという。スタッフが居ないのだろう。メールアドレスを伝えて退店。
これであれば、実店舗に訪れる意義はほぼ無い。インターネットで探すのと何ら変わりがないからだ。
脱力と安堵。
今日は事前に絞り込んでいた駅の不動産屋をまわる予定でいたけど、この分だとどこも同じ対応だろう。諦めて帰ることにする。時間と交通費が無駄になった。
別にいいのだけど、ネット未掲載の物件情報も送ってくれるのだろうか。そこが知りたくてわざわざ現地まで出向いたのだから。

社会から離れたい。

目を瞑ると即刻意識が飛ぶ。
倦怠感がひどい。体力の回復って、どうするんだっけ?
机に向かって勉強しようにも、集中力に眠気が勝ってどうしようもない。
YouTubeで適当なゲーム実況動画を流しながらペンを動かす。騒々しいけど仕方がない。