いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/04/04 (土) 人のいない渋谷

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カメラに向かってピースをするときの気持ちがよくわからない。

天気が良く暖かい。風も程々で、桜の舞い散る街道をサイクリングするのは気持ちがいい。

渋谷は、何もかも煩雑すぎて仕事でもプライベートでも足を運びたくない場所だ。
しかし、今日の渋谷は土曜日の真昼間だというのに人がいない。
無人の交差点に掛かる大型スクリーンに、東京都知事が外出自粛を呼びかける映像が定期的に流れる。なかなか見れない光景だ。
いや、むしろ今までの人混みが異常だったのか。とはいえ全くの無人というのも不自然だけど。
「外に出ないでください」と言われて、ちゃんと出なくなるのはすごいな。それに、少なくとも土曜日の昼に渋谷の街を出歩いていた人の大半は"不要不急"だったという事実もすごい。
なんだか虚構の街みたい。本当は存在しないけど、みんなそこに「ある」と思い込んでいるから実在していたかのような。
いつもこれくらいだといいのに。

三軒茶屋に流されてきた。こちらは普段通り人でごった返している。
ここにいるのは"不要不急"でない人々ということになる。

はい。

ああ。これだ。ストンと落ちた。

自転車走行距離が今日だけで40kmを優に超えている。走り過ぎだ。

昨日からの耳が塞がる感じはまだある。
疲れからきている症状なのか? だとしたら、どうにもならないな。

スーパーの食糧が満遍なく減っていて、陳列棚に空きが目立つ。
基本的に土日は家に引き籠らなければならないから、買い溜めに走る人が結構いたのかしら。
「引き籠れ」と言われたら、当然その期間分の食糧が必要なわけで。こうなるよな。

お腹は減るが何も食べたくない。