いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/04/03 (金) 失業とは/"何もしない"をする

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朝。何も食べたくない。

無理っぽいな。無理だろうな。
確率が低すぎる。時期的に目立っているだけで。

「失業中なので」
「失業している」
医者から言われた言葉。
それは、まるで仕事をしていないかのような印象を受ける。そして就職するのが当然で、それができてはじめて鬱からの復活、社会復帰となる。そう言われているようだ。
定職に就くつもりはない。就けない。社会に馴染む訓練を結構な期間怠ってきたので、どこかに所属してもたぶん何もできない。となると、死ぬまで失業中ということになる。
それでは、今している仕事は何なのだろう。それで得た手元にあるお金は何なのだろう。
失業って何なのだろう。

生活レベルを下げたい。

体がだるい。元気がない。

コーヒー飲み比べ。
エチオピアのイルガチェフ。ハイロースト。ウォッシュドとナチュラルについて覚え書き。
やや苦味を感じるのはウォッシュド。ナチュラルの方はまろやかで甘め。
ウォッシュドはキレのあるアフターテイスト。ナチュラルはやや平坦だけど、フルーティな優しい酸味と、コクがある。
同じ地域の豆でも意外と違いがあるものだな。
ただ、ナチュラルは欠点豆の風味がある。草っぽい渋みが感じられた。やはり良質なナチュラルはなかなか飲めないのかな。

「味や風情を演出する作為」

命令ではない。要請だ。

頭がボーっとして、耳が塞がる感覚がある。

家に引き籠ったからといって、必ずしもそこで何かしなければならないというわけではないはずだ。だけど普段から外で活動している人は「何か有意義なことをしないと」という強迫観念でも芽生えるのか、はたまた落ち着いていられないだけなのか、勉強のためとよくわからない教材に手を出してみたり既存のコンテンツを有難がって消費してみたりするのを観察できる。
別に悪いことではない。ただ、どれだけ引きこもりたくないんだとか、脳のシナプスがまったく異なるのだろうとか、やっぱり外の世界と関わりたくないな、とか思ってしまう。
何でそんなに「何かしよう」とするのだろう。「何もしない」をしないのだろう。
寝てるだけでもいいのよ。