いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2020/03/01 (日) 春/世にも奇妙な人体実験の歴史

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無理だよ。その気にならなきゃ。

昨晩、辛いカレーを食べ過ぎた。胃がおかしい。
ヨーグルトとかを食べて中和したい。

停車中の電車内。
座席の左には大声で騒ぎ立てる子連れ。右隣にはこれも大声で独り言を垂れ流すおじさん。ホームでは駅の係員に向かって何かを叫んでいるお兄さん。
この世の地獄。
外に出る人の総数は少なくなったけど、おかしい人は変わらずそのままだから、そういう人に出くわす確率が相対的に上がったのか。
それとも、暖かくなったからだろうか。
おじさん、とうとう歌いだしたぞ。

できる人はできる。ダメな人はダメ。それだけ。

「世にも奇妙な人体実験の歴史」(トレヴァー・ノートン)を読み終える。

冒頭、マッドサイエンティストという言葉で始まる。
ただ、読み進めていくと、頭のおかしい者と呼ばれた当の本人たちは大真面目。それぞれ理由があってそうしているのがわかる。
未知の病気や命にかかわる危険に対して、彼らは自身の身体を使って実験をするのだ。実験というより「体験」の方がしっくりくるかもしれない。
専門的な知見を持つ人間が未知の現実を確認するとき、そうでない人と同じく、やはり専門家に依頼するのが一番確実だ。信頼できる専門家は誰かとなったとき、それは自分自身だったということだ。
その成果をまとめたのがこの本ということになる。
「狂っている」と思われるようなことでも、誰かが試してみないことには、本当に狂っているのかわからないもんな。
「自己を犠牲にする」と「自己犠牲の精神」は似て非なるものだ。

何もしたくない。

夕方、コーヒーを飲み、2時間くらい寝る

19時ごろ起きる。
何も食べたくない。
スーパーに行き半額になった惣菜を買う。ハンバーグを買ってみたりする。
お店備え付けの電子レンジで温める。

帰路。人通りはそれなりにあるけど街路灯がほとんど無い道を歩く。
生きている。
ただし、ここではないどこか遠くに実在しているような感覚。

疲れた。まぶたが重い。
明日は寒いんだって。