いつか消える文章

本当は、ペンとノートを持ち歩くことにあこがれている。

(noteアーカイブ)2019/12/08 スピッツのライブ

作業をしている最中、突然ふと悲しくなることがあるのは何なんだろう。

夜中に食べるチキンラーメンは魔性の味。

「私を見て」ってどういう感情だろう。ついぞ思ったためしがない。むしろ見ないでくれ。

もう死にたい。

なんで「声をかけること」とか「そばにいること」がその人の助けになると思うんだろう。声をかける人自身がそうだから? とすれば自己満足か。
独りになることで安定する人、いないのだろうか。きっといると思うんだけど。

本をもっと速く読めるようになりたい。

横浜、かなり暖かい。本当に12月なんだろうか。寒いよりいいが。

ウーバーイーツ、ロングピック又はドロップ案件を受注するとまず間違いなくシェアサイクルの無料利用時間30分を超過して、延長料金を取られる。はっきり言ってウマミがない。
同じ理由でダブルピックもできない。シェアサイクルでウーバーやってる人は、どういう運用しているんだろう。
法人契約検討するか。と思って調べたら、横浜エリアは法人でも料金体系が一緒だった。
東京エリアには法人向けプランで定額乗り放題というのがあるが、横浜にはない。なんでよ。ますます都心でしたくなった。

スピッツのライブがある。
さっさと切り上げて、いったん帰ろう。

帰り道、ポイフルを頬張る。最近こればっかだな。

いつもライブの時に携帯する双眼鏡が見当たらない。引っ越した時のゴタゴタでありかがわからなくなったようだ。諦めた。
部屋の中のものも、データベースみたいに検索したらパッと居場所がわかるようになるといいのに。

南武線武蔵小杉駅のホームに立つ。陽が落ちると寒い。何だか気持ちが悪い。

スピッツ、聴いていいのか。いけない気がする。引っかかる。
何が?
悲しい気持ちで聴いてはいけない気がする、というのも少し違う。

もしかしたら、次はライブ、行かないかもしれない。怖いけど。なんかそんな気がする。

ドアの窓ガラスに顔が映る。昨日まで頬がこけていたのに、今日はふくよかに見える。

席、最上段の一番後ろの隅。ステージから一番距離が遠い。双眼鏡がない時に限って。ここでも合わない。

バスドラムが少し遅れて聞こえる。遠雷みたい。
ボーカルやキーボードが意外にも聴き取りやすかったので、もったいない。リズム隊が狂って聴こえてしまうのは致命的だ。
ホールがデカすぎだな。

スピッツ、元気そうでよかった。
みんなだいぶリラックスしていたように見受けられた。特にマサムネは、上々だったのか声が若干上ずっていた。こんなときもあるんだな。

「心の中はドス黒い。でも、犯罪は起こしてない」
「今のところはね」
そうだよな。

帰り、夕食に渋谷で天そばを食べる。
物足りないので、マックでナゲットとポテトのセットを注文。無限に食える気がする。
これで今日ウーバーの稼ぎの半分が飛んでいった。今日くらいはいいか。本当はアルコールが欲しかった。

楽しかった。間違いなく。でも、今は悲しい。虚脱感。泣きたいような気持ちになる。でも泣けない。泣くのとはちょっと違う。
この繰り返しだ。
また聴きたい。本当に?
ただ、素直になっていないだけ? そんなことはないと思う。そもそも、素直とは何かよくわからない。

向かいの奴がポテトを摘むたびに指をペチャペチャ音を立てて舐める。気持ち悪い。
いちいち舐めるのは、同じ指でスマホを操作しているからか。別の指使えばいいのに。というか音を立てるな。

無限に食べられると思ったが、食い終わってみれば腹いっぱいだ。
ナゲット用のソースが結構余っている。もったいない。向かいの奴よろしく指で舐めてやる。

足が痛い。疲れてはいない。いや、疲れている。
帰ろう。

おいしいコーヒーが飲みたい。